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《“全国各地と東京都をつなぐ”都庁職員》都庁が取組む連携事業を紹介!①

    《“全国各地と東京都をつなぐ”都庁職員》都庁が取組む連携事業を紹介!①

    【自治体通信Online 寄稿記事】
    地方連携推進を担当している都庁職員の“仕事録”#6(東京都 政策企画局 政策部 渉外課・德永 祐樹)

    本連載は「全国各地のために東京だからこそできる貢献ってなんだろう?」こんな想いを抱いて各地域との連携推進に試行錯誤しながら取り組んでいる都庁職員の仕事録。今回は、庁内横断プロジェクトチーム(以下、PT)と相互PR事業について。東京都は、全庁を挙げて、全国の自治体との連携事業を推し進めています!

    はじめに

    東京都で地方連携推進を担当している德永です。

    東京でも桜が開花し、だいぶ暖かくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

    都庁のすぐ隣の新宿中央公園の桜も咲きました

    前回の寄稿記事掲載後に、三重県、岐阜県、長崎県、熊本県に訪問させていただきました。お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。その様子は東京都が運営するポータルサイト「東京と全国各地との共存共栄」(以下、共存共栄ポータルサイト)の「連携事業レポート」で公開していますので、ぜひ、ご覧になってください!

    ●三重県 訪問レポート

    三重県庁
    ( 画像をクリック・タップしていただくと「共存共栄ポータルサイト」の掲載記事に移動します)
    ※そのほかのレポートは「連携事業レポート」(https://www.kyozon-kyoei.metro.tokyo.lg.jp/report/)ページのリンクからご覧いただけます。

    さて、前回は共存共栄ポータルサイト以外の地方連携推進担当の取組のうち、①各道府県のニーズ把握や情報収集(各道府県への訪問等)を紹介しました(下の記事リンクを参照)

    今回は「②都庁内各部署への共有・連携推進のための調整(庁内横断PTの開催等)」「③連携施策の実施(相互PR等)について紹介します!

    都庁内各部署への共有・連携推進のための調整(庁内横断PTの開催等)について

    全国各地との連携を全庁を挙げて推進するため、地方連携推進PTを設置しています。PTは都庁内の様々な局(東京都は局の中に部があります)が構成メンバーになっており、各道府県との意見交換等の中で得た連携ニーズや各局の連携事業の状況について情報共有等を行っています。

    地方連携推進PTは都庁内の様々な局が構成メンバーになっている

    各道府県からいただいた要望に取り組む際にもPTのつながりを活用し、迅速に対応しています。

    この後ご紹介する相互PRの際に、東京都からPRを依頼するトピックについても、PTを活用してPR題材を募り、各道府県で紹介するものを検討しています。

    担当としては、PTを効果的に活用して、庁内での連携をより強固にし、さらに全国各地との連携を深めていきたいと考えています!

    連携施策の実施(相互PR等)について

    今年度、各道府県の本庁や東京事務所への訪問を通して、全ての道府県の職員の方とお話しさせていただきました。

    各道府県の皆さまに、都と連携可能なジャンルをお伺いすると、多くの方から「情報発信」をご提案いただきます。

    そこで、本記事を読んでいる皆さまからのニーズも高いと思いますので、情報発信に関する連携事業として、「相互PR」を紹介します!

    「相互PR」は、都と各道府県のイチオシのトピックを文字どおり相互にPRし合うものです。都は、各道府県が都内で広報したいトピック(例:観光キャンペーンや国体等の全国的なイベント)を都内のデジタルサイネージ等でPRします。一方で、各道府県には、全国の方に知っていただきたい都のトピックを、県内のデジタルサイネージや掲示板等でPRしていただきます。都にとっても、事業等を各道府県でPRさせていただける大変貴重な機会になっています。

    ちなみに、実施までのフローイメージはこちらです 。

    相互PRのフローイメージ

    都内や首都圏に向けた情報発信を検討中の方や、都内でのPRにお困りの方など、相互PRに興味がありましたら、ぜひ地方連携推進担当へご連絡ください。

    具体的なPRの様子として、今年度の訪問によって、連携に繋がった高知県との相互PRを紹介します!

    東京都からは、連携事業でもあるWOODコレクション2023」(https://www.mokucolle.com/jp)を高知県内でご紹介いただき、都内では、西新宿エリアのデジタルサイネージ等で『高知県観光博覧会「牧野博士の新休日~らんまんの舞台・高知~」』のPR(令和5年3月31日まで)を実施しています!(下画像参照)

    ◎『高知県観光博覧会「牧野博士の新休日~らんまんの舞台・高知~」』とは?
    高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士が主人公のモデルとなる連続テレビ小説が令和5年度にNHKで放送されることに伴い、令和5年3月から実施中の観光博覧会です!
    (参照:『高知県観光博覧会「牧野博士の新休日~らんまんの舞台・高知~」』https://kochi-tabi.jp/makino-expo/)
    ちなみに、牧野富太郎博士は1953年に第1号名誉都民に選ばれた、東京都とも非常に縁が深い方でもあります。

    4号街路 デジタルサイネージ(新宿駅西口付近)

    新宿駅西口広場 デジタルサイネージ

    この他の場所でのPRの様子は、共存共栄ポータルサイトで紹介しています(下の記事リンクを参照)。

    このように、相互PRは都と各道府県の魅力を協力して発信することで相乗効果を生み出す、まさに共存共栄の姿を体現した事業になっています。

    担当としては、相互PRに続く連携の取組も、今後実施していきたいです!

    -Column-ポータルサイト「東京と全国各地との共存共栄」2周年!
    これまでのコラムでは、政策企画局政策部渉外課の業務を紹介してきましたが、今回は趣向を変えて、ポータルサイト「東京と全国各地との共存共栄」(共存共栄ポータルサイト)の最新の状況を紹介します!
    共存共栄ポータルサイトは各自治体が連携して取り組んでいる事業やイベント、特産や魅力などを発信しており、令和3年4月の開設からまもなく2年がたちます。
    共存共栄ポータルサイトのトップページ

    各自治体の皆さまのご協力のおかげで、これまで200件を超える記事を掲載することができました。ご活用いただきありがとうございます!
    掲載させていただいた記事は、都のTwitterや月に1度発行しているニュースレターを通じて発信し、より多くの方に見ていただけるように工夫もしておりますので、少しでも共存共栄ポータルサイトへの記事掲載にご興味がありましたら、地方連携推進担当へお気軽にご連絡ください!(連絡先は末尾のプロフィールを参照)
    今後も、より多くの方にご活用いただける魅力的なサイトを目指して、様々な工夫を実施していきます!

    おわりに

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    「共存共栄」の実現を目指す地方連携推進担当の取組はいかがだったでしょうか。東京都では、地方連携推進担当で実施している取組のほかにも、約80個の連携事業があります。連携事業の一覧はこちらに掲載していますので、ぜひご覧ください。

    試行錯誤しながら、少しずつ前進しているところですが、今後より多くの道府県の方にお会いして、さらに連携関係を深めていきたいです!

    ご興味のある取組がありましたら、ぜひお気軽に下記プロフィール欄記載の連絡先までご連絡ください。

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    ■政策企画局 政策部 渉外課のプロフィール

    東京都 政策企画局 政策部 渉外課のメンバー(撮影時のみマスクを外しました)。左から、渉外担当、地方連携推進担当・自治制度改革推進担当、国政情報担当。※組織改編で令和4年度から政策部になりました

    東京都 政策企画局 政策部 渉外課では、国や各道府県市等との連携・調整を所管しています。
    政策形成に必要な情報を収集し、先進的な施策の推進につなげていくため、国や全国知事会等と連携や調整を行っています。また、九都県市首脳会議など近隣自治体等との連携・協議を行うことにより、新型コロナウイルス感染症への対応など都域を越えた広域的行政課題に対処しています。さらに、活力ある地域社会の実現に向け、地方分権の取組や共存共栄など全国各地との連携を推進しています。

    • 政策企画局政策部渉外課地方連携推進担当の連絡先
      電話番号:03-5388-2151
      メール:S0014802@section.metro.tokyo.jp

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