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先進事例2024.07.24

【導入事例】深谷市役所|新一万円札の顔‟渋沢栄一“生誕の地で業務改善。税公金ステーションにより受付納付書の幅が増加、延滞金自動計算等によって業務効率化へ「税公金ステーション FKR-100」

[提供] グローリー株式会社
【導入事例】深谷市役所|新一万円札の顔‟渋沢栄一“生誕の地で業務改善。税公金ステーションにより受付納付書の幅が増加、延滞金自動計算等によって業務効率化へ「税公金ステーション FKR-100」
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グローリー株式会社
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「税公金ステーションFKR-100」は業務負担が大きい自治体庁舎内での税公金処理をお客様自身のセルフ操作で対応することで、来庁者様に対する住民サービス向上と、職員様の窓口業務の省力化を推進します。
2023年度に「税公金ステーションFKR-100」を本庁舎と外部庁舎にご導入いただいた深谷市役所 引間様、齋藤様、橋本様にお話を伺いました。

納入事例:深谷市役所

■基本情報

深谷市は、埼玉県北西部に位置しており、人口約14万人の市である。産業面では、生産量日本一であるネギ(深谷ねぎ)などを中心とした農業や、チューリップを始めとする花卉栽培が盛んである。
一方、商業面ではR4年10月に花園インターチェンジ付近に国内最大規模のプレミアム・アウトレットとなる「ふかや花園プレミアム・アウトレット」が開業し、注目を集めた。
新一万円札の顔であり「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一は、深谷市生まれであり、市内では「渋沢栄一記念館」や「中の家(なかんち)」など渋沢栄一ゆかりの観光スポットが点在する。

◉[深谷市公式サイト] ホーム/深谷市ホームページ (city.fukaya.saitama.jp)

■導入情報

導入製品:税公金ステーション FKR-100
導入時期:2024年1月
導入台数:税公金ステーション…2台
設置場所:市役所本庁舎1階4番収税課前、キララ上柴行政サービスセンター前
用途  :市県民税、市県民税(特別徴収)、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税、
後期高齢者医療保険料、学童保育室保育料、市営住宅使用料(駐車場含む)、上下水道料金

■税公金ステーションの導入に至った経緯、背景

【導入前】
元々、本庁と外部庁舎で利用可能時間や納入可能な税目、年度での取り扱いに偏りがありました。
主要税目の他、水道料金など市で扱う公金全てを外部庁舎含め全ての箇所で収納できるようにしたいと考え、検討を開始しました。
また各課でレジを導入しておりましたが、貨幣収容量が少なかったため日中に現金回収業務を挟まざるを得ず、業務負担となる要因の一つとなっていました。
新紙幣発行を機に運用見直しや導入製品の更新を数年前から進めており、特に深谷市に所縁の深い渋沢栄一が新一万円札の肖像に採用された事もあり、新紙幣対応機種であることも必須条件となっておりました。「レジ締め作業の効率化」「 収納業務から納税相談業務への人員強化」 という観点から、両方の要望を充足できるようなソリューションの導入検討を行った経緯となっています。

■税公金ステーション導入の決め手・理由

様々なフォーマットの納付書を取扱い可能であることと、製品自体で領収印押印ができることが挙げられます。
領収印押印に関しては、これまで押し忘れ防止策として人の目によるトリプルチェックを行っていましたが、その作業は不要にすることができました。
また、過年度分の納付については延滞金計算が複雑なため、従来は専任者がいない箇所では受付ができませんでしたが、延滞金自動徴収の機能があることから、外部庁舎などでも収納可能な税公金が増えたことは導入して良かった点です。

■税公金ステーションのメリット

【メリット①】
導入前は、納付書・金額の受理から領収印の押印、他職員による受領書の確認などで複数の職員の対応が必要でしたが、導入後は製品画面に表示されるガイダンスに沿って住民の方自身の操作で簡単に収納することができるようになりました。
それによって職員は他の業務に専念できるようになり、業務効率の向上が実現しました。

【メリット②】
導入前は、1日3回の現金回収を行っていましたが、FKR-100の導入により収納容量が増え、業務終了後の1回のみで済むようになりました。
また準備金を残して収納金のみを回収する運用により、業務終了後に行っていた収納金と準備金の仕分けや集計の手間が大幅に軽減しました。計算ミスの心配も無くなったことで心理的負担も軽減できました。

【メリット③】
延滞金徴収必要時は、自動的にFKR-100が計算して追加請求を行うので、窓口で説明したうえで納めていただくよりもスムースに納付いただけるようになりました。

■導入後の課題解決

今までは外部庁舎(キララ上柴行政サービスセンター内)では現年度分の税公金しか納付受付できませんでしたが、FKR-100の導入後は延滞金徴収機能を活用して過年度分も収納できるようになり、取扱いできる税公金の幅も広がりました。

■今後の展望、目標

他の支所でも税公金収納を行っていますが受付できる税目等に制限がありますので、将来的にはFKR-100の導入が進んで業務効率が高まると共に地域差のない住民サービスの提供ができるようになればと考えています。
また手数料と税公金取扱いの2つのレジがあるので、これらを一本化できればと考えています。

■グローリーのサービスや営業スタッフに対するご感想など

導入決定から稼働開始までタイトなスケジュールだったと思いますが、予定通り稼働することができました。とても感謝しています。納付書の数も多く、また途中で様式変更などもあり、それらも含めて対応いただきました。本当にありがとうございます。
納付書を取り扱う関係上、処理時間が掛かることはやむを得ないですが、時間の短縮や、処理の待ち時間の画面上に、市の広報内容・市に関するクイズなど、何らかの情報発信ができる仕組みがあれば活用してみたいと思います。

グローリー株式会社
グローリー株式会社
グローリー株式会社
設立1944年11月
資本金128億9294万7600円
代表者名原田 明浩
本社所在地

〒670-8567
兵庫県姫路市下手野1-3-1

事業内容

通貨処理機・セルフサービス機器の開発・製造・販売・保守、電子決済サービス、生体認証ソリューション、ロボットSI等の提供

URLhttps://www.glory.co.jp/

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