選挙に関するグローリーの取り組み
2024年10月27日に行われた第50回衆議院議員総選挙において、当社製品である投票用紙分類機「GTS-1000」が活躍しました。
全国各地で1000台強が稼働し、開票業務の省力化と開票時間の短縮に大きく貢献いたしました。
■「選挙」への関わり
グローリーは認識識別技術・搬送技術を駆使し、通貨処理機メーカーとして金融・流通・交通業界など幅広い市場に向けて、業務の改善に役立つ様々な製品を国内外にリリースしています。
その技術を流用して、手書きの文字を瞬時に読み取って分類・計数が出来る「投票用紙分類機」を開発、全国の自治体で実施される選挙の開票作業で活用いただいています。
今や選挙業務になくてはならない存在となった「投票用紙分類機 GTS-1000」をご紹介します。
製品紹介:投票用紙分類機について
■投票用紙分類機の概要
近年の選挙では、より正確で迅速な開票が求められています。
対して業務従事においては休日夜間での人員確保による作業を強いられています。また人件費コストの増大、今回のような急な衆議院解散時の開票場の確保など、選挙の開票作業には様々な課題が存在していると考えられます。
グローリーは1996年から投票用紙分類機をリリースしており、以降30年近くに渡ってこれらの課題解決と作業の正確性・迅速性を提供してまいりました。
投票用紙分類機の特長3点
■表裏・天地機能
投票用紙分類機「GTS-1000」の特長のひとつに、全ての投票用紙の向きを揃える表裏・天地揃え機能を搭載していることがあります。
これによって候補者数にかかわらず、票の長手と短手を揃えるだけで後は製品が自動的に票の向きを一様に整え、後続の点検作業を楽に行えるようにいたします。
■他事記載両面チェック機能
2点目の特長として、票の記載枠外に不要な文字の記載をチェックする「他事記載の両面チェック機能」を備えています。表面はもちろん同時に裏面、欄外の他事記載の有無をチェックしスタッカーに選り分けて、後続の点検作業時に有効/無効判断が出来るようにします。
■最大64名分類可能
「GTS-1000」では、最大64スタッカーまで増やす事ができます。
また票の読み取り・分類速度は毎分660枚で数え、業務効率向上に寄与します。
Ex)10万票を30分で票揃えする場合
手作業時 :83名
機器使用時:11名で対応可能
・・・・・約72名の開票作業人員を削減
これらの機能によって「早く」「正確に」「少ない人員で」開票作業を遂行できるようになり、全国各地の選挙業務の効率化の手助けをしています。
グローリーは、他にも様々な業態に向けて多様な製品を展開しています。
その中には皆様の業務に役立つソリューションもございます。
お困りごとがありましたら、是非最寄りのグローリー営業担当へお問い合わせください。
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