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先進事例2024.11.07

長野県伊那市街地の橋梁をドローンで点検し、市職員の負担を軽減

[提供] 株式会社インテック
長野県伊那市街地の橋梁をドローンで点検し、市職員の負担を軽減
この記事の配信元
株式会社インテック
株式会社インテック

インテックは2024年7月〜8月にかけて、長野県伊那市内の3つの橋で、ドローンを活用した橋梁点検を実施し、うち1つの橋については人口集中地区での飛行・撮影を行いました。インテックと伊那市は、2023年5月に「新しいまちづくりに関する連携協定※1」を締結しており、本件は地域ブランドの創出に向けたさまざまな分野での交流の一例となります。

人口集中地区(国勢調査の基準から設定された都市的地域)を含む①~③の橋梁で点検を実施。人口集中地区ではドローンを飛ばす際に、あらかじめ国土交通大臣(申請先は飛行エリアを管轄する地方航空局・空港事務所)の許可を受ける必要がある。
※上図は国土地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/#15/35.846743/137.937405/&base=std&ls=std%7Cdid2015&blend=0&disp=11&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0&d=m)をもとにインテックが作成

道路法は橋長 2.0m以上の橋に対し、5年に一度定期点検を行うことを定めています。従来の点検方法では交通規制を実施のうえ橋梁点検車を用意し、点検箇所に足場を作る作業が必要であり、人手不足や技術継承の問題が深刻化している地方都市にとって、橋梁点検の効率化は喫緊の課題のひとつです。
伊那市でも約650の橋を市職員が点検しており、点検業務は市職員への大きな負担となっています。

しかしドローンを活用することで、高所や狭い場所の点検が容易になり、橋の下をはじめ、人が入るには危険なポイントでも安全に撮影を行うことが出来ます。実際に打音検査は行えなくとも、撮像画像を見ることである程度の判断ができます。定期的な撮影をすることで経年劣化などの予兆も捉えることができ、予防や保全にも活用できると考えられます。

川が流れる橋の下に人が入って目視でひび割れ等を確認する作業は危険を伴う。右は今回ドローンで撮影した橋の裏側の写真。赤円部分にひび割れが見られるが、2018年に実施した定期点検時の写真と比較し、変化がないことが確認できた。

今回はドローン操縦の国家資格を持つインテックの技術者が、人口集中地区も含めた橋梁でドローンの飛行と撮影を実施。そこで撮影した画像が、伊那市の点検と記録・報告調書作成に活用されました。

インテックは、今後も全国の地方自治体が抱える社会課題の解決にさまざまな角度から取り組み、地域のまちづくりに貢献していきます。

※1新しいまちづくりに関する連携協定:2023年5月26日に締結。本協定に基づき、伊那市独自のスマートシティの構築、伊那市らしい地域ブランドの創出に向け推進していきます。
詳細は下記のホームページを参照ください。
https://www.intec.co.jp/news/2023/0526_1.html

株式会社インテック
株式会社インテック
株式会社インテック
設立1964年1月11日
資本金208億3,000万円
代表者名代表取締役社長 疋田 秀三
本社所在地

〒930-8577
富山県富山市牛島新町5-5

事業内容

インテックは、ICT技術の研究・開発からアウトソーシングまでの一貫した「ビジネス領域」をトータルソリューションとして提供します。また、さまざまな分野でICT技術を応用した独自のサービスを提供し、お客さまの事業展開を支えるとともに、豊かな生活とスマートコミュニティ作りを目指しています。

【ビジネス領域】技術研究、ICTコンサルティング、ソフトウェア開発、システム・インテグレーション、ネットワークサービス、アウトソーシングサービス

URLhttps://www.intec.co.jp/

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