ワコムの電子投票ソリューションとは タッチディスプレイであるワコムの液晶ペンタブレットを利用することで、従来の記帳台での投票をそのまま電子的に置き換えることができ、紙の投票用紙に書くように液晶画面に手書きで投票できます。
平成14年より地方選挙に限り導入されている電子投票ですが、令和2年3月にシステム要件が改訂され、ワコムもサポートし、全国の自治体から関心が高まりつつあります。
【関連事例:利島村で行った電子選挙の実証】
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【関連事例:葛飾区で行った電子選挙の実証】
https://www.jt-tsushin.jp/article/wacom-report-20220512/
【関連事例:岩見沢市で行った電子選挙の実証】
https://www.jt-tsushin.jp/article/wacom-report-20220719/
導入事例:大阪府守口市
地名の由来は豊臣秀吉が大阪城築城に伴う「まもり口」が転じて「守口」となったと俗言され、名物に守口大根がある守口市。本市で電子投票を使った模擬選挙が行われました。
選挙では実施費用や開票に時間がかかるなど課題はありますが、その解消方法として期待され、今回は参議院選挙の出口に特設ブースを開設し、本番さながらの実証を進められました。
実証は約4時間の短い時間でしたが、住民75名にご協力を頂き、結果として電子投票を「体験して良かった」が96%、本番でも使いたいが9割を超えました。
60代以上の参加者が4割を超える33名おられ、「使いやすい」「簡単だった」とコメント頂き、20代の方は「SDGsの観点で見ると早く紙をなくして電子にしてほしい」との声もありました。中にはインターネット投票をしたいとの声もありましたが、全体的に高評価を得ることができました。
守口市の選挙管理委員会からは、「電子投票について、アンケートの結果からおおむね好評である印象を受けました。事務局側からすると電子投票の最大の効果は開票時間の短縮であると思います。導入費用など問題はありますが、将来的に導入について検討していきたいと思います。」とコメントを頂きました。
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