小学生の授業科目にプログラミングが導入されるなどPCを習得する年齢は低年齢化し、より専門性の高い授業が増えてきました。また、GIGAスクール構想による1人1台端末環境等の整備によって、これまでのPC教室のかたちである必要がなくなりつつあります。
そういった中で従来型のPC教室が遊休化し、PC教室の発展的充実のためのリニューアルをする学校が増えています。元々、PC教室は「OAフロアであることが多く、電源、LANが確保しやすい」「ある程度の広さを有することが多く、多用途に転換しやすい」という特徴があります。
高機能化や他の学習空間との有機的な連携・分担を図りながら、個人やグループでの活動ができる自由度の高い、学習空間へのニーズが高まっている今、従来のPC教室の利活用が注目されています。
ここでは3つのリニューアルのパターンについてご紹介いたします。
1.「アクティブラーニング教室」への転換
主体的・対話的で深い学びの視点から、グループワークを中心としたアクティブラーニング授業を行う教室が今後必要になっていくと考えられます。
2.「多目的室」への転換
講義形式からグループワーク形式までPCを活用したさまざまな形の授業を行える教室が必要になってきています。
また、習熟度別の少人数授業や学年集会など、多目的な使用が可能です。
3.「ラーニングコモンズ(自学習スペース)」への転換
ラーニングコモンズとは、個人学習や児童・生徒同士で学び合うなどの、主体的な学習活動が展開できる空間です。 1人1台端末になったことで、自学習空間にも変化が求められています。
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