当市では、ペーパーレス化の観点から平成15年度に文書管理システムを導入し、電子文書の体系的な管理とデータベース化を積極的に進めてきました。その過程で、たとえば起案文書の決裁を仰ぐ際、複数のPDFファイルを1つのファイルに統合してしおりをつけて見やすくするなど、早くからPDF編集ソフトを活用してきました。しかし、安価なソフトは編集に工数がかかったり、保存した際に文字やレイアウトがずれたりするなどの課題がありました。一方で、使い勝手が良いソフトは高価で予算的に導入しづらい。庁内には、図形を載せるなどPDFをCADのように使用する課もあり、そうした機能も必要で、ここ十数年は、さまざまなソフトを試験導入しては見直すことをくり返している状況でした。そうしたなか、FoxitJapanが提供しているPDF編集ソフト『Foxit PDF Editor』を案内され、興味を持ったのです。
国際標準規格に準拠し、高機能で軽快に使えるソフトを選ぶべきです。安価なソフトは使いづらいうえに、保存する際に文字やレイアウトがずれることがあり、業務の効率化は望めません。『Foxit PDF Editor』は、誰にでも快適かつ直感的に使える高機能を提供できるのが特徴で、費用対効果の高い製品です。これも当社がPDFに特化したメーカーであり、国際標準規格に準拠するのみならず、この先の国際標準規格となる「PDF2.0」の規格策定メンバーだからこそだと自負しています。