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株式会社地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長:北山 泰三、以下 「地域創生Coデザイン研究所」)は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、兵庫県宍粟市(市長:福元 晶三、以下 「宍粟市」)から森林由来のJ-クレジット※1を購入しました。
購入したJ-クレジットは、「地産地消型の観光カーボン・オフセット」※2等への活用を予定しており、日本国内における持続可能な観光経営等を実現するとともに、J-クレジット制度を通じた資金還流により持続可能な森林の整備・保全と地域経済の発展に貢献してまいります。
※1:森林由来のJ-クレジットとは、間伐などの森林の適切な管理を行うことによるCO2吸収量をクレジットとして国が認証したもの:
https://japancredit.go.jp/case/scheme/02/
※2:全旅クーポンにおけるカーボン・オフセット支援事業:
https://codips.jp/news/20250108/
1.背景
宍粟市は市内面積の約9割を森林が占めており、大部分が人工林であるものの、林業生産活動が停滞しており、自立的な森林経営が困難な状況にあります。また、災害に強いまちづくりを推進していくためには、森林の適切な整備と保全が必要です。
令和4年3月24日には、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロをめざす「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、「宍粟市環境基本計画(第3次)」では「豊かな森林(もり)を活用した環境づくり」をめざして、市民と事業者、行政がともに協働で取り組んでいくこととしています。
こうしたなか、宍粟市ではJ-クレジットの創出に取り組むこととし、令和7年2月にJ-クレジットの販売を開始しました。販売による収益は森林整備や環境保全に活用し、森林の適切な管理を加速化する方針を掲げております。
2.取り組み概要
地域創生Coデザイン研究所は、「森林の健全なライフサイクル」の実現に向けて、従前より森林由来のJ-クレジット創出や民間企業へのJ-クレジット流通等に取り組む※3ことで、地域経済活性化に向けた資金還流の後押しやJ-クレジットを活用したまちづくりを実施してまいりました。
今回、宍粟市のJ-クレジットを購入し、当社が主体的に活用を行うことで、カーボンニュートラルの実現に向けた機運醸成をめざすとともに、宍粟市としては自然資本を活用した持続可能な林業経営の実現に繋げます。
※3:森林・林業DXを活用した地域の脱炭素化(カーボンニュートラル)支援サービス:
https://business.ntt-west.co.jp/solution/forest_dx/
3.今後の展開について
地域創生Coデザイン研究所はJ-クレジットの購入を通して宍粟市の森林整備のさらなる推進を後押しするとともに、この取り組みを全国に派生させることで、さまざまな地域課題の解決に貢献いたします。
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