日・韓・台の人気クリエイター24組25名が集結! 九州・沖縄の魅力を世界に向けて発信した「TikTok Connect By Tourism」レポート(後編)
TikTok Japanは、3月17日から24日まで、日本・韓国・台湾の人気クリエイター21組21名※を九州(福岡・大分・熊本・長崎)・沖縄に招き、それぞれのユニークな視点で各地域の観光スポットや伝統文化の魅力をショートムービーによって世界に発信するプロジェクト「TikTok Connect By Tourism」を実施しました。本プロジェクトは、九州観光機構および沖縄観光コンベンションビューローなど各地域の観光機関の協力・監修のもと実現したもので、九州・沖縄の観光産業活性化や中小事業者への支援、伝統文化の魅力発信を目的としています。 ※ツアーへの帯同無しのクリエイターも含めるとプロジェクト全体で計25組26名が参加 ※参加したTikTokクリエイターのリストは記事末尾に掲載 3月17日に行われたレセプションパーティーの翌日から、いよいよツアーがスタート。人気クリエイターたちは大分・熊本・長崎・沖縄の観光を通じて、グルメ、伝統文化・芸能、自然景観、文化遺産などの魅力を体験してショートムービーの撮影やTikTok LIVEを行いました。レポート後編では、大分・熊本・長崎・沖縄ツアーの様子をお届けします。
DAY 2:大分県 大分県日田市・進撃の巨人ミュージアム 世界中でヒットした漫画・アニメ『進撃の巨人』の作者の出身地である日田市。ミュージアムには原画やアトリエの様子などが展示され、TikTokクリエイターたちは 「聖地」ならではの貴重な展示資料に「すごい!」と声を上げ、興味深そうに見入っていました。 また近隣の大山ダムを訪れ、クラウドファンディングで建てられた銅像も見学。専用ARアプリを使うとダムの上から巨人が覗く様子が見られる演出も。MOSCO さんはミュージアムやダムでLIVE配信を行い、合計2000人以上が視聴。日本の人気クリエイターあああつし さんとおおさこ さんはコラボ撮影をしたり、SATOYU さんは自身が巨人に見えるユニークな演出の映像をつくったり、それぞれが趣向を凝らした撮影を楽しんでいました。
昼食は、雄大な由布岳を望む由布市のレストランで、大分を代表する特産品「豊後牛」をお釜で炊き上げた「ひつまぶし」を楽しみました。
大分県別府市・地獄巡り 日本屈指の温泉地である別府では、地獄めぐりへ。真っ青な「海地獄」、98度の温泉が湧出する「かまど地獄」などを訪れました。海地獄にある稲荷神社が気に入った様子のドンウ さんは、お参りをして鳥居を背景にした撮影を行いました。MOSCO さんと圧ねえ さんがLIVE配信を行って現地の感想を視聴者にレポート。かまど地獄では、温泉で蒸した「名物の温泉ぴーたん(地獄むしたまご)」や「醤油ぷりん」、昔ながらのラムネなどを堪能。クリエイターたちは地獄らしい水蒸気の迫力に驚きつつ、コラボ動画を制作したり源泉の足湯で熱さ我慢くらべをしたりして楽しみました。
夕食では別府市の炭火焼き居酒屋を訪れ、大分名物の鶏を使った炭火串焼きと、獲れたての海の幸などを味わいました。
DAY3:熊本県 熊本県阿蘇市・大観峰、草千里 別府を出発した一行は、阿蘇外輪山の最高峰である「大観峰」に到着。阿蘇くじゅう国立公園の山々が一望できる絶景スポットで、クリエイターたちはテンション急上昇! 韓国のクリエイターHADA さんは、熊本県PRマスコット「くまモン」グッズが気に入った様子。ドンウ さんやヤング・プリンス さん、ジュハン さんは阿蘇の景色をバックにジャンプしながら撮影。桜川シュウ さんは雄大な風景を背景にドールの世界観を表現しながら、TikTok LIVEを配信していました。
標高1,100mの展望スポット「草千里ヶ浜」では、阿蘇中岳が噴煙を上げ、放牧された馬たちが草原を歩く悠々とした風景が広がっていました。雪がちらつくなかで、MOSCOさんはサブスクリクション限定配信をスタート。ランチには阿蘇グルメの筆頭「あか牛」のハンバーグを堪能しました。
熊本県熊本市・熊本城 続いて、400年の歴史を誇る熊本城を訪問。桜に彩られて一層威厳を増した名城に、一同は見惚れていました。平成28年に起きた熊本地震からの復興が進む様子を見学し、海外からのクリエイターは天守閣内部に興味津々。あああつし さんが地面を引きずられながら、滑らかなカメラワークでクリエイターのダンスコラボ動画を撮影する一幕も。まるで修学旅行のように盛り上がっていました。
夕食は熊本城のふもとで「桜肉(馬肉)」尽くしの馬懐石料理。クリエイターたちにとって印象的な熊本グルメだったようで、じっくり味わいながら、美しい盛り付けなどを撮影していました。
DAY 4:長崎県 長崎県佐世保市・ハウステンボス この日は、オランダをテーマにした日本一広いテーマパークであるハウステンボスで、たっぷりと一日過ごしました。晴天に恵まれてチューリップも満開で、撮影日和。西洋の人形になったようなドールLIVE配信が人気の桜川シュウ さんは、ハウステンボスにぴったりの衣装に身を包んで蝶のベンチに腰かけ、異国の街に紛れ込んだかのようなショートムービーを撮影。MOSCO さんと圧ねぇ さんはお揃いのカチューシャを購入してコラボLIVE配信、約1,700人が視聴しました。クリエイターたちは、九州観光機構職員の方ともコラボ撮影を行い、一緒にポーズを取って「つながりたい!」というメッセージを発信しました。
DAY 5:沖縄県 沖縄県那覇市・首里城 旅の舞台は、九州から沖縄へ。琉球王国450年の歴史・文化を今に伝える沖縄のシンボルであり、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の一つとして世界遺産に指定される「首里城」を見学。2019年の火災によって正殿など貴重な歴史遺産が失われましたが、クリエイターたちは復興の道のりを学び、作業にあたる若い職人さんに熱心にカメラを向けます。この日から合流したみいるか さんは、高台から見渡す沖縄の風景に歓声を上げつつ、青空をバックにマスコットのイルカを撮影。このほか、あああつし さんはスマホを口に咥える独自の撮影手法で守礼門を撮影しているのが印象的でした。
沖縄県那覇市・島唄ライブ居酒屋「結歌」 夕食は、17日のレセプションパーティーで沖縄民謡を披露してくれた石嶺愛莉 さんが働く島唄ライブ居酒屋「結歌(ゆいか)」へ。石嶺さんと再会したクリエイターたちは、「涙そうそう」「ユイユイ」など沖縄のポピュラーな曲に手拍子を入れながら、ゴーヤチャンプルなど本場の沖縄料理を楽しみました。歌って踊って、楽しく交流しながら沖縄の夜が更けていきました。
DAY 6:沖縄県 沖縄県名護市・森のガラス館 翌日は「森のガラス館」を訪れ、沖縄の伝統工芸「琉球ガラス」によるオリジナルグラスの制作を体験しました。ぽってりとしたガラスに小さな泡が溶け込んだ美しさは、琉球ガラスならではの魅力。ガラスを吹いて膨らませる工程や、グラスの口を専用器具で広げていく工程にチャレンジしました。台湾のウィリアム さんが長い棒に息を吹き込み、グラスの口をきれいな円に仕上げていく姿をuim さんがドラマティックな映像に。クリエイターたちは「思ったより大変」「ガラスがすぐに冷えて固まるので難しい」など苦心しながら作り上げた自分だけの作品を撮影し、沖縄の光に透けるガラスの光や影の美しさに満足げな表情でした。
沖縄県国頭郡本部町・国営沖縄記念公園 沖縄美ら海水族館 午後は「沖縄美ら海水族館」へ。世界最大級の水槽「黒潮の海」をはじめとした壮大なスケールの水族館に、クリエイターの皆さんも圧倒された様子。水槽の前では、水族館に勤務していた経験のあるみいるか さんをモデルに、あああつし さん、おおさこ さんが撮影をしていました。その後、クリエイターたちはジンベエザメの餌やりシーンを見学。巨大なジンベエザメが、体を縦にして泳ぐ姿やダイナミックにエサを吸い込むレアな動きを動画に収めようとチャレンジしていました。HADA さんはクラゲが水流に漂う幻想的な展示が気に入ったようで、水槽の前で長い時間かけて撮影をしていました。 水族館の近くには、国営沖縄記念公園の「エメラルドビーチ」が広がっています。沖縄でも珍しい礁湖(ラグーン)内にある、雄大な海に真っ白の浜が映えるビーチ。クリエイターたちは散策しながら心地よい波音を味わっていました。クリエイターたちは活発にコラボしながら動画撮影を進めていました。 夕食には、オーシャンビューを眺める落ち着いた焼肉専門店で、沖縄の豊かな自然で育った高級黒毛和牛「山城牛」をはじめ多彩な肉料理に舌鼓を打ちました。上ロースや上ハラミなど、それぞれの部位のとろけるような味わいに、同じく焼肉文化のある韓国のクリエイターたちも感激していました。
DAY 7:沖縄県 沖縄県名護市・ヘリオス酒造 名水の地として有名な許田のヘリオス酒造で、沖縄の地酒である泡盛や、サトウキビからつくるラム酒の製造工程や歴史を学びました。「100年の古酒」をつくる蔵の前で記念撮影も。試飲バーでさまざまな種類のお酒を飲み比べ、沖縄らしい風味を堪能しました。クリエイターたちの一番人気は3年熟成の古酒「くら」で、おおさこ さんは「くら」のハイボールが気に入ったそう。沖縄ならではのアルコール度数の高いハブ酒にチャレンジするクリエイターもいました。
沖縄県名護市・ブセナ海中公園 沖縄国定海岸公園にあるブセナ海中公園を訪れ、クリエイターたちは本島唯一の海中展望台やグラスボートを楽しみました。ブセナ海中公園は、綺麗な沖縄の海とサンゴ礁の大切さを広めるために1970年に開業した沖縄で最も歴史のある観光施設の一つ。水族館とは異なる、自然の中で泳ぐカラフルな魚たちの姿を真剣に撮影したり目で追いかけたりしていました。台湾のクリエイターAlex さんはスマホをガラスにぴったりつけるなど、独創的な方法で撮影。海中展望台では、おおさこ さん、なかの さん、uim さんが窓から覗き込むような臨場感のある動画を撮影していました。
グラスボートを降りた後は、真っ白な砂浜で台湾のウィリアム さんがMOSCO さんをモデルに撮影し、その光景を圧ねぇ さんが撮るなど、即席コラボ撮影会となりました。
DAY 8:沖縄県 沖縄県那覇市・サンゴ染め、琉球紅型(びんがた)体験 いよいよ最終日、沖縄に古来伝わる染色技法の工房を見学し、実際に染色を体験しました。2チームに分かれてそれぞれ琉球紅型(びんがた)とサンゴ染めに挑戦。
琉球紅型の体験では3種類の柄から好きなものを選び、トートバックに色を染め付けしました。MOSCO さんは他のクリエイターに声をかけながらLIVE配信。葉っぱ柄をカラフルに着彩したバッグを見せると、「マンゴー柄ですか?」と視聴者にツッコまれる一幕も。シライフウタ さんやSATOYU さんも染める作業に夢中になり、圧ねぇ さんが講師の方に積極的に質問しながら仕上げていく様子も印象的でした。 サンゴ染め体験では、本物のサンゴを使って染色しオリジナル柄のTシャツを仕上げる工程を楽しみました。韓国のドンウさんは大きなサンゴを使ってダイナミックなデザインに。ヤング・プリンス さんは自らの手に直接染料をつけて手形をTシャツに転写し、指導スタッフに「こんなアイデアは初めて」と驚かれていました。
展示された作家の作品や作業工程などを熱心に見学し、作業風景を動画に収めるクリエイターも。沖縄の伝統工芸を実際に体験することで、美しさの背景にある緻密な工程や技術の奥深さを学び、心を打たれていました。クリエイターたちは、伝統工芸の魅力や体験の喜びを世界に向けて発信する動画を制作。これらの発信をきっかけに、伝統工芸品の輸出増加につながる可能性もある、意義深いアクティビティになりました。 今回のツアーを通して、「国・地域を越えたクリエイター同士の貴重なコラボができてとても充実したツアーだった」「海外のクリエイターたちと一緒に旅ができたことで、新しい日本の魅力に気づくことができ、より日本が好きになった」「九州・沖縄の魅力が自分らしい形で伝えられる動画を作成して世界に届けたい」「今後別の地域でもぜひ同様の取り組みを継続してもらいたいし、また参加したい」といった感想がクリエイターたちから寄せられました。 約1週間の日程で撮影した内容は、3月下旬から4月中旬にかけてショートムービーとしてTikTok上に投稿され、九州・沖縄の魅力を世界に向けて発信中です。 → #ConnectByTourism の動画を見る → 前編はこちら
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