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先進事例2024.10.28

「TikTok Connect By Tourism 〜瀬戸内の魅力発信・裏瀬戸芸プロジェクト〜」開催レポート

[提供] ByteDance株式会社 / TikTok Japan
「TikTok Connect By Tourism 〜瀬戸内の魅力発信・裏瀬戸芸プロジェクト〜」開催レポート
この記事の配信元
ByteDance株式会社 / TikTok Japan
ByteDance株式会社 / TikTok Japan

TikTok Japanは、2024年10月14日(月・祝)から18日(金)まで、人気TikTokクリエイター14組を瀬戸内に招き、同地域の知られざる魅力を発信する「TikTok Connect By Tourism 〜瀬戸内の魅力発信・裏瀬戸芸プロジェクト〜」を実施しました。このプロジェクトは、2025年に開催予定の「瀬戸内国際芸術祭」を見据えて瀬戸内地方を盛り上げるために実施したもので、観光やグルメ、島の暮らしなど、アートだけにとどまらない、「裏」にある瀬戸内の魅力を発見し、国内外に向けて広く発信することを目指した取り組みです。


クリエイターたちは香川県高松市からスタートして豊島、小豆島などを訪れ、香川・瀬戸内の観光スポットやグルメを楽しみ、それぞれの視点からショートムービーを撮影したり、TikTok LIVEを実施したりしました。そんな旅の様子をレポートします。

DAY1:ワークショップ

プロジェクト初日は、瀬戸内や香川県内の事業者を招待し、瀬戸内の魅力や動画制作について学ぶワークショップを開催しました。来賓挨拶では、地元香川県高松市生まれの衆議院議員、平井卓也氏が登壇。「ぜひすばらしいイベントにして、来年開催される『瀬戸内国際芸術祭』を盛り上げてください」と今回の取り組みへの期待を語りました。

 ワークショップでは、TikTokクリエイターの遠坂めぐさんが司会を務め、人気クリエイターのあああつしさんとSATOYUさんが登壇してトークセッションが開催されました。最初のテーマは「ショート動画の可能性」です。3人のクリエイターがそれぞれ自分の作品からショート動画の可能性を感じた動画を選び、理由とともに紹介しました。あああつしさんは、「天国の階段」と題した動画をセレクト。自分の撮り方を真似してくれている人がいることに気づき、ショート動画の可能性を感じたといいます。SATOYUさんは「メイド・イン・オハイオ」の動画を紹介。この動画をきっかけに海外のファンが一気に増えたそうです。海外も含めた800万のフォロワーに届けるために「非言語で、大人から子どもまで誰が見ても分かる動画を意識している」と語りました。遠坂さんは、自身が開催した音楽ライブイベントの様子を撮影したものを選びました。ショート動画を見てくれる人が増えたことで、小さい子どもが動画の振り付けを真似してくれるようになったといいます。

次のトークセッションは、『観光・地域産業支援』がテーマ。圧ねぇさん、セミさん、ミスターヤバタンさんの3名が登壇しました。司会の遠坂さんが「ターニングポイントになった動画」を質問したところ、圧ねぇさんは大分県の旅動画をチョイス。動画の構成やテンポ、音楽などがうまくかみ合い、「はじめて自分のフォーマットができた」と感じたそうです。セミさんが選んだ踏切の動画は、「はじめて100万以上の『いいね』をもらった」作品。動画内に登場する山口県の踏切は、撮影当時は誰にも知られていないスポットでしたが、今ではセミさんの動画を見て、写真や動画を撮りに観光客が訪れる場所になっているそうです。ミスターヤバタンさんがターニングポイントに選んだのは、2018年にイルミネーションの景色の中で撮影した1本。TikTokに投稿したところ多くの視聴者を獲得し、その後多くの人に出会うきっかけになったといいます。遠坂さんは「切れてるバターにキレてます」という動画をターニングポイントとして紹介しました。シンガーソングライターとしての活動だけではファンを増やすのが難しかったときに、視点を変えて日常の小さな出来事を歌にして投稿してみたことで多くの人に見てもらうことができたそうです。

2つのトークセッション後の質問タイムでは、会場を訪れた多くの地元事業者の方から企画の方法や撮影に関して質問が寄せられ、クリエイターたちの回答を熱心に聞き入っていました。ワークショップ終了後には、ワークショップに参加していたクリエイター全員による記念撮影も撮影しました。

DAY 2:高松市

史跡高松城跡玉藻公園

2日目からいよいよフィールドワークがスタートしました。まず訪れたのは、史跡高松城跡玉藻公園です。瀬戸内海に面した高松城は、日本三大海城のひとつにも数えられています。歴史を感じさせる貴重な建物の間を散策しながら、クリエイターたちは思い思いに動画を撮影していました。

瀬戸内海とつながるお堀は海水で満たされ、なんと鯛が泳いでいます。はっぴとすげ笠を身につけ、和船の上から史跡を眺めることができる城舟体験を楽しんだクリエイターもいました。

さぬき麺業・うどん作り体験

続いてやってきたのは、本場の讃岐うどん作りが体験できる、さぬき麺業。なんと社長の香川政明さんが自らうどん作りを教えてくれました。粉に塩水を加えたら、力を込めてこねていきます。作業の様子を動画に収めたり、LIVE配信したり。クリエイターたちは真剣な表情でうどん作りに没頭しました。最後に包丁で切ったらできあがり。

うどん作り体験を終えたクリエイターたちには、修了証書が授与されました。作ったうどんはその場で茹でられ、早速実食。麺の太さがちょっといびつなのはご愛敬。本場の讃岐うどんを、皆でおいしくいただきました。

DAY 3:豊島

小雨がぱらつく中、クリエイターたちは高速船に乗って豊島へ。面積14.5㎡、人口約760人の瀬戸内海に浮かぶ小島です。

コンパクトな島だから、自転車でのんびり移動するのにぴったり。一行はレンタサイクルで島を巡ることにしました。いつの間にか雨が上がり、晴れ間が見えているのはクリエイターたちのパワーのおかげでしょうか。

海のレストラン

最初の目的地は、おだやかな瀬戸内海を眺めながら食事ができる「海のレストラン」。開放的なテラス席で、瀬戸内海で採れる旬の食材を使ったイタリアンに舌鼓を打ちました。

レストランのすぐ前は海。雄大な風景を前に、クリエイターたちはコラボ動画を撮ったり、近くを散策してカニを捕まえたり、自由に時間を過ごしました。食事の合間には、海のレストランの向かいにある宿泊施設「豊島エスポワールパーク」を見学。人文字で何て書いてあるか、読めますか?

(正解は「TikTok」です)

海へ飛び込む道

ランチを済ませたクリエイターたちが向かったのは、豊島屈指の絶景ポイント「海へ飛び込む道」。その名の通り、まっすぐな下り坂がそのまま海へ飛び込んでいるように見える場所です。海のレストランからは自転車で約15分。山道を上っていきます。前日までの雨予報が嘘のように晴れ上がり、絶好の撮影日和となりました。

DAY 4:小豆島

4日目に訪れたのは、小豆島。高松港からフェリーで約1時間程度の距離です。フェリーのデッキでは、いたるところでクリエイターたちが動画を撮影していました。

お昼は、小豆島の食文化と食資源を伝えるお店「こまめ食堂」へ。昭和初期の精米所を改装したという趣のある店内で、小豆島の棚田でつくったお米を使ったおにぎり、小豆島オリーブ牛を使用したハンバーガー、小豆島素麺など、地元の食材を使った料理を楽しみました。

碁石山

昼食後は、小豆島八十八ヶ所霊場のひとつでもある碁石山へ。鳥居をくぐり約100段の石段を上っていくと、瀬戸内海を見下ろす場所に、浪切不動明王がたたずみます。

天然の洞窟の中に造られた碁石山の本堂で、護摩祈祷を体験しました。クリエイターたちが願い事を書いた護摩木を、ひとつずつ読み上げながら火にくべていきます。やがて炎は天井に届くくらい大きく燃え上がり、パチパチという炎の音と読経の声が一体となって本堂内にこだまします。祈祷が終わり本堂を後にしたクリエイターたちは、心なしかスッキリと晴れやかな表情をしていました。

エンジェルロード

続いて向かったのは、干潮のときだけ現れる砂の道、エンジェルロード。夕焼けに照らされた砂浜で、クリエイターたちは動画を撮りあったり、LIVE配信をしたりと小豆島の海辺を満喫していました。

DAY 5:高松市

栗林公園

最終日となったこの日は、小豆島から再びフェリーで高松市へ。特別名勝に指定されている栗林公園を訪れました。江戸時代に高松藩主がつくり上げた栗林公園は、6つの池と13の築山がある大名庭園です。クリエイターたちは広大な公園を散策したり、和船に乗ったりと思い思いに楽しみました。公園内にある掬月亭で、お茶を楽しんだクリエイターもいました。

屋島

今回のフィールドワークの最後に訪れたのは、屋島。源平合戦の「屋島の戦い」の舞台としても知られる屋島は、夕陽を望む絶景スポットでもあります。数々の瀬戸内の魅力を発見した今回の旅の締めくくりとして、クリエイターたちはオレンジ色に照らされた瀬戸内海に島々のシルエットが浮かぶ幻想的な風景色を楽しみました。

香川・瀬戸内の魅力を知る5日間のワークショップ・フィールドワークのなかで、14組のクリエイターたちはそれぞれの視点から地域の魅力を発見し、ショート動画を撮影しました。撮影した動画は2024年10月下旬から順次各クリエイターのTikTokアカウントなどで公開され、世界に向けて発信される予定です。

2025年4月にはいよいよ瀬戸内国際芸術祭が開幕し、さまざまなアート作品を見るために国内外からたくさんの人々が香川・瀬戸内を訪れることが見込まれます。多くの皆さまに、地域の隠れた観光スポットや地元のグルメ、島の暮らしなど、この地域の魅力をより一層知っていただくために、TikTok Japanは今後も引き続き「TikTok Connect By Tourism 〜瀬戸内の魅力発信・裏瀬戸芸プロジェクト〜」を進めてまいります。

今回参加したクリエイターの皆さま(五十音順)

あああつし - https://www.tiktok.com/@aaa_tsushi_

圧ねぇ🤪atu_ne - https://www.tiktok.com/@ainashomo

uim - https://www.tiktok.com/@umeharamiu

遠坂めぐ(えんさかめぐ) - https://www.tiktok.com/@meg_ensaka

おおさこ🍓 - https://www.tiktok.com/@mizukiosako

九州男_kusuo【STREET SNAP】 - https://www.tiktok.com/@kusuo_streetsnap

SAKURA🌏🌸 - https://www.tiktok.com/@sakura_offline

SATOYU(^↓^)OHIOBOSS - https://www.tiktok.com/@satoyu727

セミ - https://www.tiktok.com/@meenmeen_0

そば湯 - https://www.tiktok.com/@sobayu8055

CHUMU | ひろちゃん https://www.tiktok.com/@chumu.0713

髭達磨 - https://www.tiktok.com/@higedaruma_

ミスターヤバタン - https://www.tiktok.com/@mr_yabatan

MOSCO | モスコ - https://www.tiktok.com/@dufayel_

ByteDance株式会社 / TikTok Japan
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