自治体通信ONLINE
  1. HOME
  2. イベント
  3. 舞鶴市が業務改善プレゼンイベント「 kintone 舞鶴 CS」を開催しました!
イベント2025.01.21

舞鶴市が業務改善プレゼンイベント「 kintone 舞鶴 CS」を開催しました!

舞鶴市が業務改善プレゼンイベント「 kintone 舞鶴 CS」を開催しました!

京都府舞鶴市は、2024年7月28日~11月22日の期間中、「 kintone 舞鶴 CS (チャンピオンシップ)」を開催しました。
本イベントは、ドラッグ&ドロップだけで簡単にアプリを作成することができる業務改善ツール kintone (キントーン)を使って業務の改善に挑み、どれだけの効果が見込めるかを競うプレゼン大会です。
動画配信と視聴者投票によって 舞鶴市の 7 部署が競う庁内予選、舞鶴市外の 7 自治体が競う庁外予選を実施。両予選の上位参加者が舞鶴市の現地でプレゼンを行う決勝大会を開催し、 資料や実際のkintone アプリを使って業務改善の腕を競いました。

イメージ図

kintone舞鶴 CS 、 熱き戦いの末に神奈川県が優勝!

11月 22 日、コワーケーションビレッジ舞鶴(赤れんが 3 号棟)で開催された kintone 舞鶴 CS (チャンピオンシップ 2024 。全国から集まった自治体職員たち(兵庫県尼崎市、愛媛県西予市、京都府福知山市、神奈川県)が、kintone を活用した業務改善事例を発表し、そのアイデアと効果を競い合いました。各チームとも工夫を凝らしたプレゼンで会場は大盛況でした。
参加者数は約50人。審査の結果、見事優勝に輝いたのは神奈川県。神奈川県は、住民サービス向上に大きく貢献した点が高く評価されました。また、他の自治体もそれぞれ素晴らしい発表を行い、自治体職員同士が学び合い、交流する貴重な場となりました。

審査結果

最優秀賞…神奈川県
サイボウズ賞…愛媛県西予市
あっとクリエーション賞…舞鶴市税務課
アールスリー賞…兵庫県尼崎市

出場者と概要

●舞鶴市消防本部「スマホで報酬管理」
消防団の団員報酬の報告をkintoneで管理することで大幅なコストを削減。

●舞鶴市税務課「タブレットによる被災家屋調査」
台風等の被災家屋調査を行う際のシステムを構築。地図機能やタブレットも活用。

●神奈川県「新型コロナワクチン融通におけるkintoneの活用」
ワクチン融通を医療機関と市町村の間で調整する仕組みをシンプルな形で構築。

●愛媛県西吉予市「業務進捗管理・共有のkintone活用」
各種業務を一元管理する業務進捗管理アプリを構築。漏れなく情報伝達が可能。

●京都府福知山市「農地の作付け・管理状況現地確認業務の効率化」
タブレットなどを用いて農地を確認するアプリを作成。帰庁後の事務短縮が実現。

●兵庫県尼崎市「職員定期健康診断予約管理システム」
定期健診の日程調整を行うアプリを展開。問い合わせやデータ結合などを削減。

庁外CS(予選)

下の事例にある7自治体が動画で競う庁外CS (舞鶴市以外の自治体が競う予選会)を実施。
コミュニティサイト「ガブキン」や共創PF Slack )で自治体職員へ動画視聴と投票を呼び掛け、上位 4自治体が決勝に進出しました。

■各自治体の事例

1位:兵庫県尼崎市「職員定期健康診断予約管理システム」
2位:愛媛県西予市「業務進捗管理・共有の kintone 活用」
3位:茨城県下妻市「みんなが楽になる kintone タクシー券」
3位:京都府福知山市「農地の作付け・管理状況現地確認業務の効率化」
5位:神奈川県「新型コロナワクチン融通における kintone の活用」
6位:新潟県新潟市「三方良し、誰もが生き生き仕事ができるようになった話」
7位:奈良県葛城市 「kintone 活用事例プレゼン」

※投票の結果は上記のとおりですが、3位の下妻市担当者が現地に来れず、5位の神奈川県が繰り上がり決勝進出

庁内CS(予選)

下の事例にある7部署が動画で競う庁内CS (舞鶴市の各部署が競う予選会)を実施。
庁内ポータルで動画視聴と投票を舞鶴市職員に呼び掛け、投票と市長、副市長、政策推進部長、デジタル推進室長の配点により上位2自治体が決勝に進出しました。

各部署の事例

観光振興課「観光統計業務」
消防本部「スマホで報酬管理」
福祉企画課「避難所受付事務」
乳幼児教育推進課「給食献立等共有」
人事課「人事課業務」
税務課「タブレットによる被害家屋調査」
新規採用職員後期研修グループ「降園時報告(保育所・こども園)」

今後の展望

舞鶴市役所内ではノーコード・ローコードツールを活用した業務改善は少しずつ進んできていましたが、本イベントをきっかけに他の課での kintone 事例や他自治体の事例をたくさん知ることができました。
また kintone ではテンプレートを適用すれば事例のアプリや構成がそのまま使えるため、実際に「あの事例のアプリを使ってみたい」という問い合わせが多数ありました。

CS決勝では参加自治体、審査員、傍聴者などで交流があり、アプリ構築までの工夫や苦労、面白さなど担当者ならではの声が聞けました。この点は現場の空気感や担当者間の表情、会話に左右されるものであり、現地開催のメリットだと考えます。このようにツールをきっかけに職員間のコミュニケーションが増えるのはとても良い循環と考えます。ここでできたつながりは来年のシステム標準化や業務改善に立ち向かう際の自治体間の協力にもつなげたいと思います。

kintoneだけではなく、共通のプラットフォームがあれば営利が伴わない自治体の特色とも相まって横展開が見込めて通常のシステム開発等でかかる時間やコスト以上に早く安価にシステムやアプリが展開できるため、今後も各自治体と交流を深めつつ事例を多数集めて業務の効率化につなげていき、他自治体にも還元していきたいと考えます。

本サイトの掲載情報については、企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。

提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。

電子印鑑ならGMOサイン 導入自治体数No.1 電子契約で自治体DXを支援します
自治体通信 事例ライブラリー
公務員のキャリアデザイン 自治体と民間企業の双方を知るイシンが、幅広い視点でキャリア相談にのります!