株式会社地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長:北山泰三)は、2024年1月25日(木)にスマートシティ実現に向けたWell-Beingなまちづくり ~LWC指標・生成AIの活用~をテーマにした「地域創生Coデザインカレッジin博多2024」をJR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1番1号 JR博多シティ9階)にて開催いたしました。
基調講演にスマートシティ分野の第一人者で一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの南雲氏、特別講演に日本マイクロソフト株式会社で生成AI分野の事業化支援をされている木村氏を招き、その後には、NTT西日本で自治体のデータ連携基盤をベースにスマートシティの取り組みをけん引してきた浪江氏を交えてトークセッションを行いました。
Well-Being指標とは?
基調講演 『市民の幸福感を高めるまちづくりの思想』
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講師:一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事 南雲 岳彦氏
スマートシティは構想からすでに実装段階へ入っており、テクノロジーがまちの一部になっている都市もあります。さらにつくば市と大阪府・市はスーパーシティに選定され、2030年までに「まるごと未来都市」の構築を進めています。
では、デジタル化した結果、市民は幸せなのか?生活の質は上がったのか? スマートシティとWell-Beingの関係とは?
何をもって人は幸福感と結びつくのか、健康寿命や所得は幸福感と関係あるのか。
日本はGDP3位(※イベント開催時)の国だが、幸福度は47位と低いのはなぜか、について約85000人からとったデータより紐解きます。
生成AIは導入したらどうなる?
特別講演
『生成AIを活用した自治体の働き方改革』
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講師:日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 副事業本部長
エンタープライズパートナー統括本部 統括本部長
木村 靖氏
昨年に生成AI(ChatGPI)が話題となりましたが、実はAI(人口知能)の歴史は古く1950年代からありますが、機械学習、ディープラーニングと進化し、生成AIでより身近に使われるようになりました。
生成AIの最大の特徴は、プロンプト(ユーザが入力する指示や質問のこと)で、それが専門的な知識がなくても自然言語でチャットのようなやりとりができるようになっていることです。
企業の意思決定者の83%がAIへの支出を増やすと答えているほど、注目されていますが、
マイクロソフトは、ChatGPTを開発したOpenAI社とパートナーであり、ChatGPTはマイクロソフトのクラウド内で動いています。日本においてもすでに2300社が使っており、特に金融サービスや自治体の業務で相性がいいことがわかってきました。デジタル庁とも今後どのように活用していくかのアイディエーション(アイデア出し)が始まっているところです。
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実際のデモ画面を使って生成AIがPowerPointのスライドを1分ほどで作成していくところや、アンケートの分析だけでなく改善点をアドバイスするところなども見せていただきました。その他にも同僚や秘書として活躍してくれる使用例をご紹介いただきました。
スマートシティや生成AI、その後のトークセッションまで当日の講演のアーカイブ動画は下記からご視聴いただけます。
(アーカイブ配信期間:2024/3/1~3/31)
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