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《連載バックナンバー》
福岡市 職員・今村 寛

我らはまちのエバンジェリスト

    プロフィール
    今村 寛
    《本連載の著者紹介》
    福岡市 職員
    今村 寛いまむら ひろし
    福岡地区水道企業団 総務部長。1991年福岡市役所入庁。2012年より福岡市職員有志による『「明日晴れるかな」福岡市のこれからを考えるオフサイトミーティング』を主宰し、約9年間で200回以上開催。職場や立場を離れた自由な対話の場づくりを進めている。また、2012年から4年間務めた財政調整課長の経験を元に、地方自治体の財政運営について自治体職員や市民向けに語る「出張財政出前講座」を出講。「ビルド&スクラップ型財政の伝道師」として全国を飛び回る。好きなものは妻とハワイと美味しいもの。2022年より現職。財政担当者としての経験をもとに役所や公務員について情報発信する「自治体財政よもやま話」(note)を更新中。

    財政問題、コロナ禍、少子高齢化、一極集中etc…。社会は激動し、分断と対立が果てしなく繰り広げられる憂鬱な毎日。こんな“思っていたのとちょっと違う時代”だからこそ、公務員にしかできないこと、すべきことがあるのでは!? 本連載はそんな観点で“これからの公務員の流儀”を自治体財政のプロで「対話」のスペシャリスト、福岡市職員の今村 寛さんが探ります。公務員の立場から世の中のボタンを掛け直すきっかけづくりとなる方策を一緒に考えていきましょう。

    #1:その道のプロとして

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_01
    “これからの公務員の流儀”を自治体財政と「対話」のスペシャリストが探ります。公務員ができる世の中のボタンを掛け直すきっかけづくりとは?

    #2:役所? 首長? 住民?「自治体の経営者」は誰だ《前編》

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_02
    これからの公務員の流儀”を自治体財政のプロで「対話」のスペシャリスト、福岡市職員の今村 寛さん(教育委員会 総務部長)が探る本連載。今回と次回の2回にわけて、自治体運営の本質である財政の問題が住民に理解されにくい原因と対策を考えます。皆さんは財政のことをどのくらい市民に語ることができますか?

    #3:役所? 首長? 住民?「自治体の経営者」は誰だ《後編》

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_03
    前回に続いて財政問題が住民に伝わりにくい理由を深掘りします。複雑で難解な財政を“地域の主役”である住民にわかってもらうために自治体職員が担うべきことは? 自治体財政のプロで「対話」のスペシャリスト、福岡市職員の今村 寛さん(教育委員会 総務部長)が考察します。

    #4:コロナ禍の財政難と公務員
    縮小する未来を拓くのは

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_04
    市民サービスを縮小せざるを得ない―。自治体の財政難にコロナ禍が拍車をかけています。だからこそ、自治体職員が担うべき役割とは?

    #5:税金について住民と対話してますか?
    国民が税を納めることの意味

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_05
    今回のテーマは納税について。税をめぐる住民との“本質的な対話”が避けて通れない時代になりつつあります。

    #6:自治体職員は変われるのか?
    「公務員は保守的」だからこそ大きな変革パワーをもっている

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_06
    対話が苦手で縦割りやたらい回しが横行…。とかく保守的と言われるの公務員だからこそ、大きな変革パワーをもっている。その理由とは?

    #7:財政課と対話していますか?
    お金がない地方自治体に必要なもの

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_07
    来年度予算の編成という大仕事の季節が到来。今回は、緊縮・削減のイメージが先行する財政健全化の真の意味、財政課との関係値のあり方について。

    #8:自治体職員は首長にどう向き合うべき?
    王様の耳を語れ

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_08
    民意で選ばれし者と、そうではない者―。自治体運営の実情を知り抜く“中のひと”である自治体職員は首長とどう向き合うべきかを考察。

    #9:ベテラン公務員からのメッセージ
    新人公務員の皆さんごめんなさい

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_09
    “新しい仲間”に向けたベテラン公務員からのメッセージ。自治体の“今”を通じて見えた、これからを担う公務員に必要な力とは?

    #10:公務員が関わるべき“もうひとつの公共財”
    「対話」は社会のインフラ

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_10
    双方向の濃い対話が生まれ、単独ではなしえなかった深い集合知が形成される―。こうした生産的な好循環を庁内で、地域でつくる方法を考えます。

    #11:行政と市民を対話でつなぐために必要な所作
    「対話力」が未熟な私たち

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_11
    対話とは“言うは易し、行うは難し”の典型。そこをブレークスルーするために欠かかせない「基本認識」を考えます。

    #12:“遠ざかるゴール”を追いかけるな
    対話ができる自治体職員を育てるには

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_12
    行政と市民の間に“対話”が求められているのに、なぜ対話が成立せず、市民の不満は絶えないのか―。自治体運営の根幹にある機能不全とは?

    #13:“自治体消滅“の危機を打開する「対話」
    互いの声を聴きあえる社会へ

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_13/
    今回は「自治体消滅の危機」を題材に、なぜ今、社会に対話が必要されているのかについて考えます。

    #14:分断社会における公務員の役割
    多数決は民主的なのか

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_14
    今回は“多数派vs少数派”の対立や分断を解消し得る方策を考えます。ギスギスした「分断社会」解消のために公務員が果たせる役割とは?

    #15:役所という“閉ざされた世界の争い”を超える
    財政課長、対話に目覚める

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_15
    本連載の執筆者は、いつ、どうやって「対話」に目覚めたのか―。対話に覚醒した“知られざるストーリー”。

    #16:“公務員という鎧”を脱ぎましょう
    今さら聞けない「対話」の基礎

    https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_16
    多様性が増し、複雑性が高まる地域・社会と自治体職員が向き合うときに必要な「対話力」。そのキホンとは?

    #17:職場の先輩として行うべき三つのこと

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_17
    生まれた時からインターネットが使える環境で育ったデジタルネイティブな“Z世代”が自治体にも入庁し始めるなど、思考・行動パターンで世代間ギャップを感じる中堅・ベテランのみなさんは少なくないのではないでしょうか。今回は、未来の自治体運営を担う若手職員との接し方、対話の仕方を考えました。みなさんは若手と接するときに、どんなことに気をつけていますか?

    #18:対話が拓く水道企業団の未来①
    50周年事業という“対話”

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_18
    自治体職員は地域のエバンジェリスト(伝道者)であれ―。そう提唱する本連載筆者による実践事例をお届けします! “周年事業”という、ややもすれば「総務部門がやることで、自分には関係ない…」と多くの職員から思われがちな取り組みを、どのようにして「全員参加プロジェクト」に昇華させていったのか? 地元メディア等からも注目を集めている福岡地区水道企業団による50周年事業の取り組みの“裏側”をお伝えします。

    #19:対話が拓く水道企業団の未来②
    引き継がれていく“レガシー”として

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_19
    前回に引き続いて、注目を集めている福岡地区水道企業団による50周年事業の取り組みの“裏側”にある対話の積み重ねをお届けします。なぜ対話に乗り出し、どのような効果を生み出し、どんな成果を出しつつあるのか? 熱い想いにあふれる同時進行ストーリーです!

    #20:対話が拓く水道企業団の未来③
    中と外を混ざり合わせる「外部関係者との対話」

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_20
    本連載筆者が総務部長を務める福岡地区水道企業団50周年事業を通じた対話の実践例をお届けします! 今回は「ライブアートイベント」など20ものユニークかつ独創的な取り組みが誕生した“秘訣”について。そのワケは、庁内を飛び出して積み重ねた「外部との対話」でした!

    #21:対話が拓く水道企業団の未来④
    「自治体と住民の対話」が未来をつくる

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_21
    本連載筆者が総務部長を務める福岡地区水道企業団50周年事業を通じた対話の実践例をお届けするシリーズの4回目は「住民との対話」編。自治体の想いを地域のひとりひとりに届け、ジブンゴトとしてとらえてもらうために必要なものとは?

    #22:対話が拓く水道企業団の未来⑤
    最終章! 50周年事業という「対話」が起こした化学変化

    本連載筆者が総務部長を務める福岡地区水道企業団50周年事業を通じた対話の実践例をお届けするシリーズの最終章! 一連の50周年事業の掉尾を飾る記念式典を終え、企画構想から数えると1年半にわたって突っ走ってきた筆者の胸に去来する想いとその目がとらえた新しい未来予想図をお伝えします。

    #23:「対話というインフラ」を築くための視点
    What Is It For Me?

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_23
    コロナ禍の嵐が過ぎ去ったかと思えば「地球が沸騰している」との悲鳴すら上がる酷暑に見舞われたこの1年。みなさんの周辺でもさまざまな悲喜こもごもがあったのでは? そして“想定外”が当たり前になった今、来たる2024年にはどんな新しい光景が自治体を待ち構えているのか―。それを考えると、ワクワクドキドキ、ハラハラ(!?)する自治体職員の方は多いでしょう。自治体の役割、自治体職員への期待が変わっていくなか、こんな視点を持てば大丈夫だよ、というお話を「対話のプロ」こと福岡市 職員の今村 寛さんがお届けします!

    #24:感じるところが多々あっても…
    行政と市民をつなぐ重要な架け橋「マスコミ」との対話を考える

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_24
    カレンダーが2024年に変わった途端、という無慈悲なタイミングで発生した能登半島地震。自身も被災したかもしれない公務員のみなさんが被災者の方たちを懸命にサポートされています。それにしても、昼夜を問わず対応している敬服すべきその姿に寄り添った報道がもう少しあってもいいんじゃないの? と口に出したくなるのは“身内びいき”でしょうか。今回は「マスコミとの対話」について本音で考えてみました。

    #25:能登地震で噛み締めた「未来の市民×公務員」の対話の責任
    公務員だからできる「未来との対話」を考えてみませんか?

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_25
    行政の作為も不作為も、すべて現在と未来の国民・市民に何らかの影響を与えます。私たちが暮らすまちは、過去の政策決定に基づいて運営されているからです。能登地震では公務員が担う「未来への責任」を改めて強く感じざるを得ませんでした。では、どうすれば私たちは未来への責任をまっとうし得るのか―。ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

    #26:悲喜こもごもの「人事の季節」に想う
    異動・昇任そして残留~すみなすものは こころなりけり

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_26
    昇任や異動希望が叶っての転任を喜び、予期せぬ部署への配置に不安と期待に胸膨らませ、異動や昇任への期待がかなわず残留し、あるいは異動を命じられて不平不満を募らせる―。公務員にとって桜が咲き始めるこの季節はなんとも落ち着かない別れと出会いの“悲喜こもごも”に彩られる季節です。今回は公務員の人事異動について、約30年にわたって自治体職員を務めてきた本連載筆者の福岡市職員の今村 寛さん(福岡地区水道企業団 総務部長)と考えてみませんか?

    #27:市民は「お客様」? それとも「パートナー」?
    市民との協働が育むもの

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_27
    「住民と連携して地域の課題を発見し、一緒に解決しよう」。こうした「市民との協働」に取り組む自治体が少しずつ広がっています。今回は、この新しい動きのダイナミズムを極大化し、効果の最大化を図るためにはどんな“対話”が必要かを考えました。まずは自治体職員界隈で最近バズったFacebook投稿のご紹介から―。

    #28:続・経営者は誰だ
    “病める公務員”を無くしたいと思いませんか?

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_28
    メンタルをやられる公務員が増えています。カスハラ被害に心を折られる自治体職員も多くなっています。「人財」として扱われない口惜しさに震える仲間にかける言葉を失ったことはありませんか? 地域と住民のためにイキイキと働く公務員を増やすための“ゲームチェンジ”のあり方を一緒に考えましょう。

    上グラフは全日本自治団体労働組合「自治体におけるカスタマーハラスメントの発生状況」より

    #29:実は中立ではいられない!?
    自治体職員と政治

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_29
    この機会にあらためて、切っても切れない「自治体職員と政治」について考えてみました。みなさんは自分の仕事と政治との距離感をどのように保っていますか?

    出張財政出前講座恵庭会場(左)と訓子府会場(右)の様子

    #30:出張財政出前講座という「ヨコの対話」への想い
    サヨナラは明日のために

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_30
    所属組織の垣根を超えて「自治体職員のヨコの連携」をつくる動きが広がっています。本連載著者の今村さんも各地を「出前講座」で飛びまわり、そうした新しい自治体職員コミュニティづくりに東奔西走しているひとりです。そこにはどのような想いがあり、参加者たちはどんな刺激を受け、どういった体験や経験を持ち帰ることができているのか―。「ヨコの連携」に興味があったり、関心はあるけどなんとなく参加を躊躇している職員のみなさんに是非読んでほしい、今村さんがこの夏、北海道の2会場で実施した「出前講座」の記録をお届けします。

    出張財政出前講座恵庭会場(左)と訓子府会場(右)の様子

    #31:今起きていることの実相
    パワハラと暴走(上)

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_31
    今回と次回の2回連続で、今、自治体界隈を揺るがしている問題を考察します。わたしたち自治体職員が学びとるべきポイントとは?

    #32:他の自治体でも同じようなことが繰り返されないように
    パワハラと暴走(下)

    https://www.jt-tsushin.jp/articles/research/imamura-evangelist_32
    「パワハラと暴走(上)」では、今回の事件からわたしたちが学びとるべきポイントを洞察しました。ここでは他の自治体で同じようなことが繰り返されないためには何が必要かを深く考えます。


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    『「対話」で変える公務員の仕事~自治体職員の「対話力」が未来を拓く』(公職研)の表紙カバー

    『自治体の“台所”事情~“財政が厳しい”ってどういうこと?』(ぎょうせい)の表紙カバー

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