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2024 New Year Special

《新しい年の幕開けに読んでほしい》7つの自治体職員寄稿

    「今年はどんな年になるのか…」。波乱という言葉では済ますことのできない新年の始まり方に接し、気持ちを引き締めている自治体職員の方は多いと思います。そこで、みなさんの2024年が「天高く翔ける“昇り竜”の年」となるよう、自治体の業務や企画・戦略の立案に役立ち、自治体職員としての働き方・生き方を豊かにしてくれる7つの自治体職員寄稿記事をお届けます!(肩書は記事公開当時のものです)

    自治体業務に活かせる実践的リスキリングとは?

    「自分にしかできない仕事を企画・実践できる自治体職員になる#1」(糸島市職員・岡 祐輔)より

    不安やコンプレックスもリスキリングのチャンス
    (「自分にしかできない仕事を企画・実践できる自治体職員になる#1」より)

    「公務員のリスキリング(職業能力の再開発、再教育)」という言葉が注目され始めています。おもにDX人材育成の観点から語られることが多いですが、「“まち”をより良くしていくには自治体職員が自ら『学びたい』『おもしろそう』と感じたことを学び続け、リスキリングしていくことが大切だと感じます」と話すのは、糸島市(福岡県)職員の岡 祐輔さん。
    岡さんは歯科大学中退後、自治体職員に。その後、本業の傍ら大学院に通学し、MBAを取得。博士課程にも進み、今春には博士号を取得するという、まさに「半生そのものがリスキリング」と言える自治体職員。学びの成果を仕事に活かしてEBPMに基づいた「糸島マーケティングモデル」を推進し、数々の賞も受賞しました。そんな岡さんの最初のきっかけは意外にも自分の力不足への焦りや将来への漠然とした不安、だったそうです―。

    テレワークの実現はスモールスタートで
    (「自治体DX完全ガイド~season2~#6」)より

    パンデミックは収束したのだから、自治体職員がテレワークする意義は低下した? 否、事実は真逆で、ますますテレワークの重要性が高まっています。そのワケとは?
    多数の自治体のアドバイザーを務める電子自治体エバンジェリストの髙橋 邦夫さんに、今さら聞けない基礎、見落とされがちなポイント、他自治体事例など自治体DXの全体像を解説してもらいます。

    なぜ“それだけ”を〇で囲わなければならないの?
    (「『法的なものの考え方』を探して#1」)より

    社会には多くの深刻な課題があります。自治体においては、それらの課題を解決するために多くの知見や情報を収集し、それを道具や材料として方針や政策の方向性を決定しなければなりません。しかし、今、私たち自治体職員が持っているその「道具」や「材料」は、十分なのでしょうか。
    自治体向け法務研修等を500回以上行った実績がある自治体法務ネットワーク代表の森 幸二さん(北九州市職員)が、自治体職員のみなさんが、日々向き合っているいくつかの「人そのもののありよう」についての課題、具体的にはさまざまなハラスメントを「法的なものの考え方」から検討します。いまの政策や方針が忘れているものを見つめ直してみませんか?

    小規模自治体だからこそ実施できるインバウンド施策がある!

    「みなかみ町の大胆インバウンド戦略【第Ⅱ章】#1」(みなかみ町 職員・阿部 真行)より

    図書館交流の様子。左は台南市から寄贈された図書等、右は台南市の副市長(中央の女性)とみなかみ町、群馬県、沼田市、館林市、甘楽町の関係者
    (「みなかみ町の大胆インバウンド戦略【第Ⅱ章】#1」より)

    “コロナ明け”による訪日外国人観光客の急増に対応して、“インバウンドの取り込み”に取り組む自治体が多いようです。そうしたなか、コロナ禍においてもさまざまな方法で国際交流を続け、アフターコロナを見据えた取り組みを実践してきた自治体があります。コロナ禍前には、交通アクセスがよくないことを逆手にとった「秘境ブランディング」や地域を巻き込んだ「体験コンテンツ」などで大きな成果を挙げた、みなかみ町(群馬)です。
    同町のインバウンド担当者である阿部 真行さんに、他の小規模自治体でも実施できる事業等の解説をしてもらいながら、コロナ禍という“インバウンド氷河期”にどんなタネをまき続け、これからどのような花が咲き、実をつけようとしているのか、同時進行ドキュメントを連載してもらいます。

    「太田市役所eスポーツ部×SUBARU」のコラボを“スポーツ系公務員”がレポート!
    (「社会課題を解決する新しい政策『スポーツ×自治体』#6」より)

    スポーツチームとのコラボで地域に新しい価値を創造した“スポーツ系公務員”こと宮代町(埼玉)職員・伊藤遼平さんが「スポーツ×自治体」の実践ノウハウや可能性をお伝えする本連載。今回から前後半の2回連続で「eスポーツ×自治体」をお届けします。取り上げるのは太田市役所eスポーツ部の実践事例。“eスポーツのチカラ”とは?

    福岡市に“化学変化”を起こした「対話」の実践例

    「我らはまちのエバンジェリスト #22」(福岡市 職員・今村 寛)より

    「対話の橋」は確かに架かった! 画像は福岡市内に架かる「あいたか橋」
    (「我らはまちのエバンジェリスト #22」より)

    自治体職員は地域のエバンジェリスト(伝道者)であれ―。そう提唱する本連載筆者が総務部長を務める福岡地区水道企業団50周年事業を通じた対話の実践例をお届けします!
    50周年事業の掉尾を飾る記念式典を終え、企画構想から数えると1年半にわたって突っ走ってきた今村さんの胸に去来する想いとその目がとらえた新しい未来予想図をお伝えします。

    他の課の職員から厳しく見られていますよ!
    (「自治体職員の「装合計画」#11」より)

    元東京都職員でイメージコンサルタントの古橋 香織さんによる、見過ごされがちだった「公務員の装い」をテーマとした本連載。今回のテーマは「人事課・職員課の職員の装い」。明文化されているわけではないけれど、人事課・職員課の職員には、その装いについて“特別な役割”があるんです!


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