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地域創生Coデザイン研究所は、Well-Beingに基づく政策デザインについての更なる知見の習得、理解を深めるために自治体職員向け「OASIS研修」を所員約20名で受講、5グループに分かれてそれぞれ別の自治体をモデルとして政策デザインの実践を行いました。
スマートシティ分野の第一人者であり、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事の南雲氏より全6回に及ぶ直接指導講義を受け、最終日には成果発表会(政策プレゼン)を実施しました。
「OASIS研修」とは、
各自治体単位の地域幸福度指標を分析し、地域の幸福感や生活満足度を高めるための政策をデザインできるようになることを目的とした実践型の研修です。
以下の5つの要素の頭文字をとって研修名としています。
O Overview=大きく目を開いて地域社会を俯瞰する
A Analyze =データを分析してフォーカスを見つけ出す
S Solve =ウェルビーイングを高める政策をデザインする
I Impact =工夫を重ねてソーシャルインパクトを導き出す
S Share =良い結果も悪い結果も広く社会に共有する
地域の特性を主観と客観の両面から視る
まず、研修ではじめることは、地域の特性を視ること。
地域住民からのアンケートを基にした主観的データと
オープンデータなどを基にした客観的データとの相関関係について
ダッシュボードを使って視覚的に把握し、地域ごとの強み・弱みや、どのような因子に地域住民の幸福度や生活満足度が強く影響しているのかを視ていきます。
データを活用し、政策をデザインする
地域ごとに異なるウェルビーイングの形についてデータを分析しながらイメージを膨らませていきます。どのような因子に注目すべきか、地域住民の幸福度・生活満足度を高めるために注力すべき政策領域と目指すべきゴールは何かを考え、将来シナリオをチーム単位で議論を交えながら創っていきます。

政策プレゼン
チーム単位で政策の解像度を上げていき、自治体首長向けを意識したプレゼンを実施します。どのようなデータ分析をしたのか、どのようなシナリオで政策目標を達成するのか、ウェルビーイングを持続的に発展させるための幸福度指標システムの構成など、デザインした政策について発表と質疑応答をして各チームの成果を共有します。
地域創生Coデザイン研究所はOASIS研修での学びを活かし、各自治体の皆さまを支援するとともに、本研修を各地域で活動される皆さまへご提供することも検討しております。
【OASIS研修の概要】(2024年5月現在)
講義1・2
・ウェルビーイングとは
・各種分析手法
・内外の先進事例
・日本人の幸福観と文化特性
・地域幸福度指標
講義3
・主観×客観マトリクス
・相関分析
・認知バイアス
・統合マップ作成
・将来シナリオ作成
・インパクトの考え方
講義4
・バックキャスティング
・政策ゴール設定
・ペルソナロジックツリー
・ロジックモデル作成
・ファイナンス(SIB)
講義5
・全体統合
(成果発表に向けたチーム内ディスカッション、資料作成がメイン)
講義6
・首長あてプレゼン
1)ウェルビーイング分析結果
2) ウェルビーイング政策領域の選択
3)ペルソナ別の政策目標・内容
4)市固有の追加アンケート・KPI、及び分析手法
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設立 | 2021年7月1日 |
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資本金 | 1億円 |
代表者名 | 代表取締役所長 北山 泰三 |
本社所在地 | 〒 534-0024 |
事業内容 | 【事業概要】 |
URL | https://codips.jp/ |
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