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TikTok、「不登校生動画甲子園 2024」授賞式を開催!全国各地からの応募作品の中から、最優秀作品賞、9つの特別賞作品、23の佳作を発表

[提供] ByteDance株式会社 / TikTok Japan
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    ByteDance株式会社 / TikTok Japan
    ByteDance株式会社 / TikTok Japan

    最優秀作品賞を受賞した「reima_planet」さんは「不登校は自分のやりたいこと、好きなことが見つけられるチャンスだと思っています」とコメント

    TikTok Japanは、不登校経験者による動画コンテスト「不登校生動画甲子園2024」を開催しました。本動画コンテストは、「不登校」の経験を生かした動画投稿を募集するもので、昨年に続き2回目の開催です。当事者の声を社会に届ける機会を提供することを目的としており、不登校生が悩みを抱えやすい夏休み明けに授賞式を開催しました。今年のテーマは「学校に行きたくない君へ」。
    参加資格はこれまでに不登校を1日でも経験したことがある13歳以上20歳未満の個人またはグループです。

    2024年7月1日から31日までの募集期間、合計220本ものバラエティ豊かな作品が集まりました。8名の審査員・アンバサダーが動画の訴求力、演出力、創造性などを審査基準に選考した結果、32作品が入賞しました。入賞者の平均年齢は15.2歳でした。

    2024年8月25日に東京都現代美術館で開催された授賞式の模様をレポートします。

    「不登校」経験を生かした動画コンテスト

    開会にあたり、TikTok  APAC ゼネラルマネージャーの佐藤陽一が挨拶をしました。

    「TikTokは、誰もが常識にとらわれずに、自分が安心できる形でクリエイティビティを表現できる場所です。今回『不登校』という経験を動画として表現したことで、応募者のみなさんも新しい一歩、半歩を踏み出したと思います。そして、その動画を同じような苦しさを抱える人たちが見ることで、その方々もまた一歩、半歩を踏み出すきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません」と、主催者としての想いを語りました。

    今回、応募作品を審査したのは、昨年に引き続き審査委員長を務めた中川翔子氏、文章家の内田也哉子氏、映画監督・脚本家・写真家の枝優花氏、児童精神科医の関正樹氏、 日本文学研究者のロバート キャンベル氏、不登校ジャーナリストの石井しこう氏、TikTok APACゼネラルマネージャーの佐藤陽一氏の7名に加えて、本動画コンテストのアンバサダーで自身も不登校経験があるTikTokクリエイターひかりんちょ氏の計8名。

    審査委員長の中川翔子氏は、歌手、タレント、声優、女優、文化人など多方面で活躍していますが、中学時代には不登校になった経験があります。中川氏は本動画コンテスト開催に先立ち、2024年7月2日に石井しこう氏とともに「学校がしんどい人っていませんか?中川翔子さんと話そう」と題したTikTok LIVEを実施しました。

    7本の審査員特別賞

    開会の挨拶、審査員による挨拶を経て、受賞作品の発表が行われました。まず、各審査員が選んだ7本の審査員特別賞が発表されました。
    TikTok「不登校生動画甲子園2024」受賞作品一覧


    関正樹氏が選出したのは「あうるのもり」さんの作品です。
    https://www.tiktok.com/@owlnomori/video/7395817236000230663
    関氏は「不登校でも親友ができるし、ちゃんと居場所が見つかるという勇気を与えてくれる、いい動画だったと思います」と、不登校当事者の不安に寄り添った内容をストーリーとして表現していることを高く評価しました。

    内田也哉子氏が選出したのは「うどんくん」さんの作品です。
    https://www.tiktok.com/@haruudon4/video/7394458382805060865
    当日は参加できなかった内田氏ですが、「うどんくんの、まるで熟成していくような成長ドキュメンタリーに、とても勇気づけられました」とコメントで作品を称賛。受賞者のうどんくんは、「不登校は甘えているとか逃げているといわれがちだけど、不登校はすごく責任を感じるし、不安になるし、緊張すること。悩みながらそれを選んだだけですごいこと。だからこそ、自信を持って、毎日を楽しんで生きてほしい」と今不登校に悩む当事者に、当事者としてエールを送りました。

    ロバート キャンベル氏が選出したのは「sei」さんの作品です。
    https://www.tiktok.com/@sell._.7/video/7395101148895513863
    キャンベル氏も授賞式には参加できませんでしたが、作品の音楽の使い方とポジティブなメッセージを評価し「もっともっとたくさん作品を作って技術を磨いてください」と応援のメッセージを寄せました。受賞者のseiさんは、自分は不登校を通じて夢を見つけた、とコメント。「不登校は自分の『好き』を見つける大事な時期だから、不登校の人たちは全力で楽しんでほしい」と力強く語りました。

    枝優花氏が選出したのは「天国でする話」さんの作品です。
    https://www.tiktok.com/@tengokude_suruhanashi/video/7394748637387033874
    枝氏は、「最近の動画は悲しみの表現なら悲しむ顔を映すなど 『分かりやすく、すぐ伝わる』表現方法が求められる傾向にある」といいます。「しかし人間の本質は、背中や手の動きなどの細部に現れると考えています。受賞作品は、顔をほとんど映さず、後ろ姿や手のクローズアップ、カーテンを閉める描写など、映像にしかできない演出がすばらしかった」と称賛しました。

    佐藤陽一氏が選出したのは「かばちゃん」さんの作品です。
    https://vt.tiktok.com/ZS2hxfwXU/
    佐藤氏は、受賞作品の構成を高く評価。「最初に『制服は嫌いだ』という強いメッセージを出して視聴者を引き込み、その後のストーリーにつなげる構成は、TikTok運営側の立場から見てもよく考えられているし、この動画を見て自分もやってみようと勇気づけられる人がきっといるはず」と選定理由を説明しました。

    中川翔子氏が選出したのは「中学生マジシャン大志」さんの作品です。
    https://www.tiktok.com/@toranpu22/video/7395187705363057928
    不登校の中で自分が熱中できる「マジック」と出会ったという中学生マジシャン大志さん。中川氏は「中学生ですでに本当に好きなことを見つけ、しかも学校の外の人たちを笑顔にしているのは、リスペクトしかありません」と、中学生マジシャン大志さんの選択と行動力を絶賛しました。

    そして表彰状を受け取った後、中学生マジシャン大志さんが、マジックショーをステージ上で披露しました。音楽に合わせて空中からカードを次々と取り出すマジックに、会場は大盛り上がりで、大きな手拍子が響き渡りました。

    そして、最後の審査員特別賞の作品は、石井しこう氏が選出した、「【希波🌈】皆を少しでもポジティブに💯(きなみ みんなをすこしでもポジティブに)」さんの作品です。

    https://www.tiktok.com/@smileflow/video/7393045973259308289

    石井氏が本作を選定した理由は、次の通りです。
    「多くの審査員から評価を集めた一作でした。冒頭のスマホ画面を使用して描いたいじめシーン、そして不登校になった後、『どうしたらいいのか』という選択肢を示したシーン。私がジャーナリストとして伝えたかった部分を、ほぼすべて表現しきってくれた作品です」

    続いて審査員特別賞と並ぶくらい素晴らしかった作品が「佳作」として紹介され、19名のクリエイターが表彰されました。

    次に発表されたのは、ひかりんちょ氏が選んだアンバサダークリエイター賞。「いつき」さんの作品が受賞しました。
    https://www.tiktok.com/@/video/7386894812584119569

    いつきさんは、不登校中に見たTikTokの動画をきっかけに、声優になるという夢を見つけたそうです。「たくさんの不登校の方や生きる理由がない方に、少しでも心の支えになったり、生きる理由になれたらいいなと思って声優を目指しています」と力強く語りました。

    そして栄えある最優秀作品賞は「reima_planet」さんに贈られました。審査委員長の中川翔子氏は「たくさんのすばらしい作品がありましたが、reima_planetさんの作品は不登校になったとき、物理的に外にいくだけではなく、自分でインターネットの海を泳いで夢を見つけ、家の中でも自分の世界をつくり出すことができるんだ、ということに気づかせてくれました。これは新しい、時代の最先端だなと感じさせてくれました」と選定理由を説明しました。

    一方、受賞者の「reima_planet」さんは「不登校は自分のやりたいこと、好きなことが見つけられるチャンスだと思っています。そんなメッセージをこの動画を通して多くの方に届けられたことがとても嬉しいです」と作品に込めた思いを語りました。
    https://www.tiktok.com/@reima_planet/video/7397698294958329106

    最後に審査委員長の中川翔子氏が今回の動画コンテストについて振り返りました。

    「私が自分の不登校について、あの時間があったから今の自分がいると感じられるようになったのは、大人になってからでした。でも、今の若者1たちは不登校に悩みながらも、インターネットやSNS、様々なプラットフォームを通じて、リアルタイムで今、この瞬間に好きなことを見つけている。それはとても素晴らしいし、リスペクトしかありません。

    夏休みが終わって2学期を迎えるタイミングで辛さがピークになる人も多いと思いますが、焦らないで好きなことを見つけてほしいと思います。そして、それをこういうふうに動画で教えてくれたら、それがきっと誰かの勇気になっていくはずです。そんなメッセージをこの不登校生動画甲子園を通して、伝え続けていきたいですね」(中川氏)

    「不登校でも好きなことが見つけられる」「不登校になったから、新しい自分に出会えるチャンスがある」──。悩める多くの若者たちにそんな勇気を伝えてくれた「不登校動画甲子園2024」となりました。

    参照:TikTok「不登校生動画甲子園2024」受賞作品一覧

    TikTokは、これからもユーザーの皆さまとともに、安心・安全なコミュニティづくりに取り組んでまいります。



    【TikTokについて】
    TikTokは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。私たちのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすことです。TikTokのグローバル本社はロサンゼルスとシンガポールにあり、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、パリ、ベルリン、ドバイ、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがあります。https://www.tiktok.com/

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