トランスコスモス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役共同社長:牟田正明、神谷健志)とtranscosmos online communications株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:貝塚 洋)は、2023年3月10日より宮崎県(知事:河野俊嗣)にLINEを活用したメッセージ配信ツール「KANAMETO(カナメト)」を提供し、宮崎県LINE公式アカウントにおいて、チャットbotの導入支援を開始しました。
宮崎県では2023年3月10日に宮崎県LINE公式アカウント(アカウント名:宮崎県)をリニューアルしました。これまで宮崎県LINE公式アカウントでは、宮崎県の観光、食、自然、文化などの魅力や、防災、感染症対策などの情報発信を行ってきましたが、この度、機能をリニューアルし、新たにチャットbot(自動応答ツール)を活用した情報発信を開始しました。まずは2023年度、新型コロナウイルス感染症に関する情報提供からスタートし、今後、暮らしなどに関する分野まで情報の充実をはかっていく予定です。
宮崎県では、新型コロナウイルス感染症による影響が続く中で、保健所などの現場業務の効率化・負担軽減をはかりながら、県民への行政サービスの維持・向上をはかっていくことが喫緊の課題となっていました。トランスコスモスでは、都城・日南・延岡保健所に対してフィールド調査を実施し、調査結果をもとに新型コロナウイルス感染症についてのチャットbotのシナリオ構築を支援しました。これにより、保健所などの負担軽減および県民への利便性向上を実現します。
今回のリニューアルに際し宮崎県は、デジタルツールを活用して暮らしに関する情報を中心に県民のニーズに応じた効果的かつ効率的な情報提供を実施できるよう、現場業務の調査・分析やデジタルツールの導入・支援を行うことを目的として、LINEを活用したメッセージ配信ツール「KANAMETO」を導入しました。
チャットbotシナリオの構築・運用支援は、トランスコスモスの「MCMセンター宮崎駅前」にて提供します。地域に根ざした企業として、今後もレポート分析や防災関連情報のチャットbot構築などを提供し、宮崎県とともに、さらなる市民サービスの利便性向上に努めていきます。また、トランスコスモスでは普及に向けたポスターを制作し、保育園・学校などに掲示することで県民への認知度向上をはかります。
トランスコスモスとtranscosmos online communicationsは今後も、県民の個々のニーズにあわせた行政情報配信の実現、行政DXの推進を支援していきます。
transcosmos online communications株式会社
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