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対応術 回避策 向き合い方 etc.

《特集》「自治体×カスハラ」

    度を越えたクレームや要求、文字にしにくい暴力的な言葉の礫(つぶて)―。こうしたカスタマーハラスメント(カスハラ)に毅然とした対策を打ち出す民間企業が増えています。一方で、対象者が住民であるという事情から、自治体のカスハラ対応には特有の難しさがあるようです。そこで、自治体職員に寄り添った視点でカスハラ問題への向き合い方を示唆する現役職員等に寄稿していただいた5本の記事をご紹介します。是非、読者のみなさんの自治体のカスハラ対策にお役立てください!

    公務員のカスハラ対応術

    元 札幌市職員/札幌学院大学 非常勤講師・吉田 博

    《自著書評》より
    深刻化する自治体の“カスハラ”(カスタマーハラスメント)―。対策に乗り出す自治体が増えている一方で、民間企業と同じようなカスハラ対策は自治体では実施しにくいとされています。そこでご紹介したいのが、自治体にフォーカスしたカスハラ対応等を網羅した本書『公務員のカスハラ対応術~窓口業務・クレーム・カスタマーハラスメント対策の基本』(学陽書房)。2019年に刊行された既刊本で、いままた自治体関係者から注目されています。同書の編著者である元札幌市役所職員で札幌学院大学 非常勤講師の吉田 博さんが本書の概要、活用方法などをお伝えします。

    そんなクレーマーもファンにする

    寝屋川市 職員・岡元 譲史

    《連載:自治体職員のための「心の運転方法」#14》より
    「怒鳴り込んできた市民が、課長と話したら最後、お礼を言って帰っていくのはなぜですか?」―。滞納整理に12年間従事してきた筆者が自治体窓口で日常的に起き得る“カスハラ未満のクレーマー”に遭遇した際に実践してきたことをお伝えします。読者である自治体職員のみなさんが常に前向きに仕事ができますように!

    “病める公務員”を無くしたいと思いませんか?

    福岡市 職員・今村 寛

    《連載:我らはまちのエバンジェリスト#28》より
    メンタルをやられる公務員が増えています。カスハラ被害に心を折られる自治体職員も多くなっています。「人財」として扱われない口惜しさに震える仲間にかける言葉を失ったことはありませんか? 地域と住民のためにイキイキと働く公務員を増やすための“ゲームチェンジ”のあり方を一緒に考えましょう。

    自治体職員として「カスハラ」に向き合う 

    自治体法務ネットワーク代表・森 幸二
    (前編:民間との違い/後編:安易な「カスハラ」を定着させないために)

    《連載:「法的なものの考え方」を探して#6/#7》より
    深刻化が取りざたされる「自治体とカスハラ」について、《前編》《後編》の2回にわけて考えます。前編は民間におけるカスハラの定義について、後編は自治体はカスハラとどう向き合うべきかについて。自治体向け法務研修等を500回以上行った実績がある自治体法務ネットワーク代表の森 幸二さん(北九州市職員)が深く掘り下げます。

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