【自治体通信Online Special Contents】
令和4年度入庁職員に読んでもらいたい現役公務員の寄稿連載・書評・レポートetc.
「地域をよりよくしたい」「社会に貢献したい」―。こんな志を胸に、この春、新しく自治体職員になったみなさんにオススメしたい自治体通信Online記事“8選”をお届けします。働き方、キャリア形成、DX、等身大のストーリーなど、新卒入庁職員のみなさんのこれからの公務員生活をよりよくするヒントが満載されている記事を厳選。それぞれの“読みどころ”を3つのポイントにまとめました。是非、お役立てください。
※それぞれの末尾に記事URLを記載しています。
1:公務員のキャリア形成とは?
【キャリアを自分で決める公務員になるために】“大人の学び”のススメ
《連載》これからの時代の公務員が「幸せ」になる働き方#9(さいたま市職員・島田正樹)より
人生を自己決定できる公務員になるための「学び」のあり方について考えます。
オススメPoint①「学べる人材」であることの価値が高まっている
オススメPoint②「学び続ける人材」でいることは、自らの手で自律的なキャリアをつくるという意味でも、人生全体における重要な戦略
オススメPoint③「知識やスキルによって考える世界が広がり、できることが増える」ことが、キャリア形成そのものを自分で決める「キャリア自律」のはじまり
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/mshimada_hatarakikata_09
2:仕事における成長とは?
心の安全運転に必要な“当たり前”のコントロール
《連載》自治体職員のための心の運転方法#3(寝屋川市職員・岡元譲史)より
すべきことをしているのに住民からキツイ言葉で“貴重なご意見”を頂戴する…。行政職員として直面しがちなこうした場面をどう乗り切る?
オススメPoint①“当たり前”を事前に知っているか知らないかで結果は雲泥の差
オススメPoint②感情が揺さぶられるのは「想定と実際にギャップがある時」
オススメPoint③仕事における成長とは「想定外を想定内へと変えること」―。別の言い方をすれば「“当たり前”の水準が上がること」
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/okamoto-kokoro_03
3:新卒入庁職員の成長ストーリー
「難しくて冷たい」を変えていく!
三重県流「あったかいDX」の全記録#1(三重県 デジタル社会推進局/同局職員・中濵佑希乃)より
自治体職員の間ですっかり日常語となった「自治体DX」。そうしたなか、自治体DXについてさまざまな「自治体初」の取り組みに挑戦しているのが三重県。どのような想いでDXを通じた新しい地域づくりに奮闘しているのか、同県職員が“内情”を連載します。
オススメPoint①三重県庁に入庁した実在する新卒1年目職員の仕事ぶり等を1年間にわたって記録した連載
オススメPoint②自治体DXの最前線を新卒入庁職員らしいフレッシュな感性でレポート
オススメPoint③想いと志を武器に、まかされた仕事をやり遂げていく成長ストーリー
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/mie_dx_01
4:公務員は「見た目」も大事!
【公務員女性の装いのヒント】欲しいのは「ご機嫌」をくれる服
自治体職員の「装合計画」#2(元東京都職員/イメージコンサルタント・古橋香織)より
「地味に」「無難に」という基準でクローゼットの中から“本日のコーディネート”を選んでいる公務員女性は多いのでは? しかし、朝からそうした“後ろ向きな気持ち”をもつのは不健全、ですよね。元東京都職員でイメージコンサルタントの筆者が「公務員女性のための服選びのポイント」を解説します。
オススメPoint①「自分が機嫌良くいられる服」が公務員女性の服装の正解
オススメPoint②服は心のいちばん外側。それゆえコーディネートがうまくいった日は、上手くいかなかった日よりも間違いなく良い仕事をしている
オススメPoint③服を味方にする3つのポイントを具体的に解説
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/sogokeikaku-furuhashi_02
※男性公務員向けはコチラ⇒⇒公務員男性の服~普通の服で好印象・信頼・清潔感は出せる
5:EBPMに強くなる!~オススメ本①
ゼロからわかる! 公務員のためのデータ分析
自著書評(糸島市職員・岡祐輔)より
EBPM(科学的根拠に基づく政策立案)の重要性が指摘される昨今、自治体業務にデータ分析を活かすため、公務員が公務員のために書いた本書のポイントや活用法等を著者が解説。
オススメPoint①現場の職員がデータ分析に強くなれば、データがすぐに現場に活かされ「鬼に金棒」
オススメPoint②分析手法をひとつ覚えるより、どのような場面で使えばよいのか、何を分析するのかが重要
オススメPoint③データ分析ができるようになることで見えないものが可視化でき、自信をもって提案できるようになる
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/book-data_yoka/
6:行政がDX構築を進める上で「知っておくべき思考法とサービス開発手法」~オススメ本②
行政をハックしよう~ユーザー中心の行政デジタルサービスを目指して~
自著書評(経済産業省 商務情報政策局 情報プロジェクト室長/デジタル庁 企画官・吉田泰己)より
「霞が関のDX人材といえば、この人は外せない」と評される著者が、自ら主導した“経済産業省DX”の事例等をもとに、行政がDX構築を進める上で「知っておくべき思考法とサービス開発手法」を行政官向けに平易に解説。
オススメPoint①本書は、海外のデジタルガバメントの動向や、経済産業省での取組みを通じて考えた行政のデジタル化を進めるに当たっての姿勢、方法論、行政のあり方の変容についてまとめたもの
オススメPoint②「我々行政官は本当に市民の利用しやすいサービスを提供できているのだろうか」、「我々の働き方は市民にサービスを届ける上で本当に効率的なのだろうか」。この2つの問いが重要
オススメPoint③本書には聞き慣れない言葉がたくさん出てくるが、全ての企業がデジタル化を目指す中でこれを学んでいる。本書は行政官がDXの動向を理解・把握するスタートラインに立つための1冊
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/book-hack_hyoshida/
7:「日本一有名な霞が関若手官僚」の想いと志
共感生んだ「官僚の“素の姿と志”」~農林水産省のBUZZ MAFF~
シン・行政#2:農林水産省のYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」その成長要因を探る(後編)より
省庁や自治体等のYouTubeチャンネルとしては異例の登録者10万人を突破した農林水産省の「BUZZ MAFF(ばずまふ)」。リスナー(視聴者)の共感を生んだ“BUZZ MAFFの想い”に迫ります。
オススメPoint①省庁や自治体等のYouTubeチャンネルとしては異例の登録者10万人を突破した農林水産省の「BUZZ MAFF」の“裏側”をレポート
オススメPoint②「タガヤセキュウシュウ」のメンバーとしてチャンネル創設時からBUZZ MAFFのコンテンツをつくり、現在は専任で運営を担当している農林水産省 大臣官房広報評価課広報室 広報企画第1係の白石優生さんに取材
オススメPoint③なぜ多くの共感を呼び、大きく成長したのかを多様な角度から分析。キーワードは「役人らしい真面目さと若手らしいひたむきさ」
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/shin-gyosei_02
※前編はコチラ⇒⇒異例の10万人超え「農林水産省のBUZZ MAFF」
8:これからを担う公務員に必要な力とは?
【ベテラン公務員からのメッセージ】新人公務員の皆さんごめんなさい
我らはまちのエバンジェリスト#9(福岡市 職員・今村 寛)より
たくさんの新人公務員が大きな夢と志を胸に抱きながら今年も自治体の門をくぐりました。そうした“新しい仲間”に向けて、自治体職員歴30年超のベテラン公務員が大切なメッセージをお届けします。
オススメPoint①どのサービスを維持し、どのサービスを減らしていくかということについての市民の合意形成は困難を極め、その調整もまた公務員が担っている
オススメPoint②課題を見つけ、課題を共有し、課題の解決策を考え、課題を解決する―。そのそれぞれについて、私たちは独りでこれを成すことはできない。そのために必要になるのが「対話力」
オススメPoint③若手職員はその柔軟な感性を大切に育んで、私たち中堅・ベテランの足りないところを補い、自治体と市民との「対話」の橋を架ける“まちのエバンジェリスト(伝道師)”を一緒に目指してほしい
《記事URL》https://www.jt-tsushin.jp/article/imamura-evangelist_09
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