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ライセンス費用無料のWebメールで、いつでもどこでもメールチェック!足りない機能はカスタマイズできる「Roundcube」

[提供] 株式会社デージーネット
ライセンス費用無料のWebメールで、いつでもどこでもメールチェック!足りない機能はカスタマイズできる「Roundcube」
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株式会社デージーネット
株式会社デージーネット

働き方改革やテレワークの導入により、自宅のPCやスマートフォンなど、庁内や組織内のPC以外でもメールをチェックする機会が増えてきました。こうした場合、Webメールを利用することで、いつでもどこからでも手軽にメールの送受信を行うことができます。今回は、ライセンスフリーで使えるWebメールソフト「Roundcube」を紹介します。Roundcubeは、オープンソースソフトウェアでありながら日本語でも利用可能で、比較的バグも少ないという特徴があります。

Webメールの導入メリット

Webメールとは、Webインタフェースを利用してメールの送受信を行うメールクライアントやサービスのことです。インターネット環境さえあれば、Webブラウザからログインするだけでメール機能を利用することができるため、会社のPCだけでなく、スマートフォンやタブレット、自宅のPCなど、様々な端末・場所からメールをチェックすることができます。

また、利用者の各PCにソフトウェアをインストールする必要がなく、手軽に導入できる点もメリットです。バージョンアップなどの管理作業も不要なため、システム管理者の負担軽減にもつながります。さらに、WebメールサーバはSSL/TLSで暗号化することができるため、セキュリティ面でも安心して利用することができます。

商用製品とオープンソースソフトウェアのメリット・デメリット

Webメールソフトには、主に、商用のソフトウェア製品とオープンソースソフトウェアのものがあります。

商用のソフトウェア製品は、画面のカスタマイズや共有アドレス帳など豊富な機能を備えているものが多く、使い方やトラブル対応に関するサポートも充実しています。しかし、機能やサポートが充実している分、高いライセンス費用やサポート料金を支払わなければなりません。また、サポート体制が充実しているとはいえ、バグや機能追加に対応したものがリリースされるまで、長い時間がかかる場合が多いです。

一方、オープンソースソフトウェアのWebメールソフトは、メールクライアント機能に絞ったソフトウェアとして配布されているものが多いため、商用のソフトウェア製品と比べると機能はとてもシンプルです。足りない機能があれば、ソースコードを書き換えたりプラグインを追加したりすることで、自由に機能を追加・拡張することも可能です。

また、オープンソースソフトウェアはライセンス費用が一切かかりません。そのため、多数の職員を抱える自治体でもコストを気にせず手軽に利用できます。ただし、基本的に開発元のサポートは受けられないため、使い方に困った時やトラブル発生時は自力で対応する必要があります。

OSSのWebメールソフト「Roundcube」

Roundcubeは、オープンソースソフトウェアのWebメールソフトです。Ajax技術を利用しており、一般的なメールソフトと同等の操作でメール機能を利用することができます。

Roundcubeの受信メール確認画面

Roundcubeの特徴その① 多言語に対応

オープンソースソフトウェアは世界中のユーザによって開発が進められるため、英語など一部の言語にしか対応していないものが多いです。しかし、Roundcubeは70以上の言語に対応しており、日本語でも利用可能です。標準仕様では日本語環境だと文字化けが発生するなどの問題がありますが、デージーネットが提供している日本語強化版を利用することで、日本語でも問題なく利用することが可能です。

Roundcubeの特徴その② アドレス帳と連携可能

LDAPやActiveDirectoryなどのアドレス帳と連携することができるため、Roundcube側で特別にアカウントのデータベースを持つ必要はありません。Roundcubeへ移行しても、既存のアカウント情報をそのまま使ってメールをご利用いただけます。

Roundcubeの特徴その③ 複数アドレスを使い分けられる

Roundcubeでは、宛先に合わせて送信アドレスを選択可能です。複数のメールアドレスを所有している場合、メール送信時に送信者アドレスを選択することができます。

Roundcubeの特徴その④ 必要な機能だけを追加できる

標準のRoundcubeであれば、メールの基本的な機能だけでシンプルに利用することが可能です。余分な機能が無いため使いやすく、商用製品と比べてコストを抑えることができます。もし不足する機能がある場合やより便利に使いたい場合は、Roundcubeに用意されている様々なプラグインを使って、機能を追加・拡張することもできます。もちろん、これらのプラグインも無償で公開されており、誰でも利用することが可能です。

なお、デージーネットでもプラグインを開発し、公開しています。例えば、ユーザやネットワーク帯によってアクセス制限を設定できるプラグインや、パスワードの期限切れをチェックするプラグインなどを開発しました。

Roundcubeの特徴その⑤ 安心して利用できる

Roundcubeはオープンソースソフトウェアであるため開発元のサポートはありませんが、比較的安定したソフトウェアで、バグもほとんどありません。またデージーネットでは、システム構築やコンサルティングの実績を活かし、Roundcube専用の商用サポートを提供しています。この商用サポートは、デージーネットで構築したシステムに限らず利用可能で、日本語強化版の提供やインシデントサポートなどが含まれています。

Roundcubeの導入事例

デージーネットでは、これまで複数の企業や大学に対し、Roundcubeを利用したWebメールサーバの構築を行いました。以下で一例をご紹介します。

教育機関(大学)向けのWebメールサーバを構築事例

お客様は、学生が利用するメールシステムとしてRoundcubeの利用を検討していました。しかし、設定をお願いできるベンダーがなかなか見つからず、またRoundcubeの日本語の処理に問題がないかという不安があったことから、デージーネットへご依頼をいただきました。

デージーネットでは、お客様のご要件や課題を詳細にヒアリングし、以下のようなWebメールシステムを導入しました。

・大学のシステム管理者が不在の際でもWebメールシステムが停止しないよう、冗長化したシステム構成
・デージーネットが開発した日本語パッチを用いて文字化けの問題を解決
・独自開発のプラグインを使って、ログインを一元化するシングルサインオンを実現
・学生がスマートフォンなどからも利用することを想定し、有償のスマートフォン用プラグインもインストール
・授業で一度に多くの学生がアクセスすることを想定し、システムをチューニング

導入の結果、学生が利用するメール環境をWebメールに統一することができ、学生へのテクニカルサポートも行いやすくなったというお声をいただきました。

デージーネットの取り組み

Roundcubeは非常に使いやすく、通常のメールクライアントと同じように使うことができるため、お客様からの評価も非常に高いWebメールソフトです。また、スマホ用スキンを変更することでスマートフォンからでも便利に使うことできます。こうした理由からデージーネットでは、ほとんどの場合、WebメールサーバはRoundcubeをおすすめしています。

デージーネットでは、Roundcubeの構築・サポートサービスを行っています。様々なプラグインの設定や、システムに応じて必要なプラグインの開発も可能ですので、お気軽にご相談ください。

株式会社デージーネット
株式会社デージーネット
株式会社デージーネット
設立1999年5月
資本金4000万円
本社所在地

〒465-0025
愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1

事業内容

デージーネットは、インターネットやネットワークの分野で技術サービスを提供する会社です。
システムの設計・構築から、運用・メンテナンスまで、「作ってから使い終わるまで」をコンセプトに、安心して便利に利用できるよう、技術サービスを提供します。私たちのコンセプトは、特定のメーカや技術に偏ることなく、様々なソフトウェアやハードウェアから最適なものを選んでシステムを作ることです。デージーネットのシステムインテグレーションでは、オープンソースソフトウェアを積極的に活用し、製品のハードウェアやソフトウェアと組み合わせてシステムを提供します。

URLhttps://www.designet.co.jp/

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