【堺市】行政課題の解決に資するICTを活用した新たな実証プロジェクトを募集

大阪府堺市（市長：永藤 英機）では、「公民共創イニシアチブ推進事業」として、行政課題の解決に資する新たな実証プロジェクトの提案を募集している。
提案を募集しているテーマは【ICTを活用した「さかいSDGs推進プラットフォーム会員」同士のマッチングの強化】とし、デジタルによる会員同士のマッチング機能や、交流ツール・情報発信ツール等の導入により、SDGs推進に向けた取組を促進していく。
令和3年5月、堺市ではSDGsの意義の浸透を図り、企業や団体、教育機関との連携・協働による取組を促進するためのネットワーク組織として『さかいSDGs推進プラットフォーム（※）』を設立。
(※)https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/sdgs/sakaiSDGsplatform/index.html
同プラットフォームでは、事務局において会員相互の連携による新たな事業創出に向けたマッチングを行うなど、活動の活性化に取り組んでいるが、今後の更なる展開には「会員同士が繋がるための支援」や「取組を適時に広く発信できる仕組みの構築」などにより、会員の主体的な取組が活性化する仕組みを提供する必要があるという。
堺市担当者は、「『さかいSDGs推進プラットフォーム』はこれまで事務局が積極的に関わり、SDGs推進に寄与する取組やマッチングを組成してきた。多様な取組を実施してきたこともあり、会員数が増加したことから、これまで事務局が行ってきたニーズの掘り起こしやマッチングについて、ICT技術を活用しなければさらなる活性化は難しいと感じている。オンライン上で会員同士が交流し、発信しあえるようなプラットフォームなど、新たな仕組みを導入できればと考えている。また、事業を実施していただく事業者等の方にとっても、本市をフィールドに実証プロジェクトを行うことで、今後のビジネスに繋がる結果を出していただき、Win-Winの関係になることを期待している。」と語った。
締切は令和5年10月31日（火）まで。募集要項等は堺市ホームページから。