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先進事例2024.08.27

京都市「出産・子育て応援給付金」「産後ケア事業」の申請オンライン化で事務担当者数を4割削減

[提供] 株式会社グラファー
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株式会社グラファー
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京都府京都市では、「出産・子育て応援交付金」「産後ケア事業」の申請手続きをオンライン化。「Graffer スマート申請」を活用することで、子育て世帯の負担を軽減するとともに、職員の事務負担を大幅に軽減しました。

出産・子育て応援給付金とは
出産・子育てにかかる経済的負担の軽減のため、妊娠届出時・出産後の面談後に計10万円相当を交付する給付金で、給付を受けるには対象者からの申請が必要です。(京都市では「出産・子育て応援ギフト」として実施)

産後ケア事業とは
産後ショートステイ、産後デイケアに対する補助を通じて、産後の母親や子どもを支援する事業で、利用には対象者からの申請が必要です。(京都市では「京都市スマイルママ・ホッと事業」として実施)

オンライン化によって担当者数、郵送費の削減などを実現

——京都市が始めた、「出産・子育て応援給付金」「産後ケア事業」のオンライン申請はどのような仕組みですか。

阪田:「出産・子育て応援給付金」「産後ケア事業」のオンライン申請は、出産・子育て応援給付金の申請や、産後ショートステイ・デイケアの利用申請をスマートフォンから行える仕組みです。

京都市では2024年4月から「出産・子育て応援給付金」「産後ケア事業」のオンライン申請を行っている。

——「出産・子育て応援給付金」については、オンライン申請の導入によってどのような効果がありましたか。

阪田:事務担当者の人数が5名から3名に削減できました。特に影響が大きかったのが、紙の申請書の入力作業が不要になったことです。

年間約3万件の申請をオンライン化したことで、担当者の人数を削減することができた。

阪田:決定通知書の郵送費についても、約250万円分の削減効果が出ています。これまで決定通知書については、1件1件手作業で郵送していました。しかし現在は「Graffer スマート申請」の完了通知機能を利用して自動メールで送付しているため郵送対応が必要なくなりました。

実施要綱で「文書により当該申請者に通知する」としている部分は、京都市デジタル手続条例の「処分通知等について(中略) 書面等により行うことなどが規定されている場合でも、オンラインで行うことができる」という条文を適用し、要綱を改正することなくオンライン化できました。

——大きな削減効果が生まれていますね。他にはどのような効果がありましたか。

阪田:申請書の保管スペースも削減できました。以前は年間約10万枚の用紙を保管する必要がありましたが、現在ではほとんど不要になりました。

株式会社グラファー
株式会社グラファー
株式会社グラファー
設立2017年7月18日
資本金1,544,977,927円(資本準備金含む)
代表者名石井 大地
本社所在地

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷1-5-8 ジュニアビル2F

事業内容

グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、社会が直面する課題の最前線で、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。
生成AIのビジネス活用を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国190以上※の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。
※2024年4月末時点

URLhttps://graffer.jp/

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