ユミルリンク株式会社では、住民や職員間でのやり取りに最適なSMSの特徴や、自治体でも導入可能な「Cuenote SMS for LGWAN」を活用した業務改善・DX化の事例とご利用イメージをご紹介します。
SMSの送信元表示とは
SMS(ショートメッセージサービス)の送信元表示は、主にはメッセージを送信した携帯電話番号を指します。まれにサービス名や会社名が表示されるものもあります。 通常、SMSを受信すると、受信者はメッセージの送信元(送信者の電話番号)を確認できます。これにより、受信者はメッセージの送信元を信頼し、必要に応じて返信や対応を行うことになります。
しかし、SMSの送信元は偽装されることがあるため、注意が必要です。SMSフィッシングやスパムメッセージなどのセキュリティ上の問題が発生する可能性もあるため、最近ではSMSの送信元の偽装を防ぐための取り組みも進められています。
海外網を利用した送信元偽装について
SMSの送信方式には「国内網」と「海外網」があります。
国内網は、国内の通信網と直接接続してSMSを送信する方法です。
海外網は、海外の通信網を利用してSMSを送信する方法です。
それぞれメリット、デメリットがありますが、近年、海外網を利用したSMSの送信元偽装が多々見られます。
送信元を偽装したSMSが海外網で送られる理由は主に2つあります。
① サービス利用にキャリアの審査がない
国内網の利用には国内キャリアの厳しい審査があるのに対し、海外網の利用にはキャリアの審査はありません。そのため、どんな事業をしている企業でも利用できてしまう分信頼性は低いものとなります。
② 送信元を番号以外に変更可能
国内網を利用してのSMS送信の場合、送信元は番号表示であることが原則決まっています。それに対し、海外網を利用してのSMS送信では送信元をアルファベットで表示できるため他の企業名やサービス名になりすましての送信が可能なのです。
送信者側で『なりすまし対策』のためにできること
SMSのメリットとして高い到達率や着眼率が挙げられますが、折角SMS送信を利用していてもなりすましを疑われて見てもらえなければ無駄になってしまいます。
ここでは、SMSの一斉送信をする際に、なりすましを疑われないように最低限取り組むべき対策を紹介します。
対策① 国内直収のSMS送信サービスを利用する
まずは、国内のサービスかつ国内の主要4キャリア(KDDI、docomo、softbank、楽天モバイル)と直接接続しているSMS送信サービスを選びましょう。国内のサービスでも国内網と海外網の両方を採用しているサービスがあるため、サービス提供会社にしっかりと確認をすると確実です。
対策② 送信元表示には特有の番号を利用する
送信元の表示には、電話番号表示とアルファベット表示、共通番号表示の3種類があります。
自治体の代表番号など認知されている番号や、調べたら自治体名と紐づいて検索結果が出てくる番号が望ましいです。
共通番号表示の利用には別途オプションの費用がかかるものの、より厳しい審査を通過した正規な自治体として信頼性が一番高いものです。
対策③ 公式サイトに送信元番号の案内を掲載する
受信者がSMSを受信した際には電話番号でなりすましでないか判断するのがほとんどです。そのため、送信元の電話番号について公式サイトに案内をしておくことで受信者は安心して開封できます。また、メールでの事前通知も有効的といえるでしょう。
なりすまし対策も万全なSMS送信サービス「Cuenote SMS for LGWAN」
「Cuenote SMS for LGWAN」は、LGWAN環境と接続し、セキュアなネットワークから住民へSMSを一斉送信できる行政・自治体向けのSMS送信サービスです。
~特徴~
●国内主要4キャリアとの直接接続のみで確実に届く
KDDI、docomo、softbank、楽天モバイルの国内主要4キャリアとの直接接続のみで提供しているため、プランによってサービスの質が異なることはありません。
●送信元番号の提供も可能
送信元の電話番号を持っていない、新たにSMS送信用に発行したいという方向けに発信元番号の提供も行っています。わざわざ各キャリアの個別番号を準備する手間が省け、管理も簡単になります。
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