こちらのページでは、自治体DX化時代において窓口改善を検討する際に考慮すべき空間づくりのポイントや、コクヨがこれまでに支援してきた自治体の納入事例をご紹介します。
オンライン化による転換期、窓口の在り方が大きく変わる
自治体の顔である窓口では、これまで住民サービス向上のために空間改善が行われ、主に来庁者の立場に立って 「セキュリティ面」「来庁者の快適性」「手続き方法の分かりやすさ・効率性」の観点で、顕在化している課題を解決してきました。
しかし今後は、行政のデジタル化の進展に伴い多くの手続きがオンライン化することで、庁舎の在り方が大きく変わることが見込まれます。 来庁者の行動や過ごし方、職員の働き方がこの先大きく変化することを前提に、改善策を描くことが求められると考えます。
これまでの窓口改善は申請書での運用が前提であり、「顕在課題の解決によって住民サービス向上を目指す」ことが目的でした。しかし自治体DXの推進に伴いオンラインとオフラインによる住民サービス向上への転換を進めるにあたり、窓口空間は「顕在課題の解決に加え、将来的な機能転換を前提とした空間づくり」へのシフトが求められます。
また、こうした「将来変化への対応」に加え、「もしも(非常時)」への備えも欠かせない視点であると考えます。こうした状況の変化に対応するために、コクヨは 「可変性」をキーワードにした空間づくりをご提案しています。
待合空間における「可変性」の提案
これまでの窓口改善でも、組織変更を想定した案内サインの可変性、法律や手続きの変更に伴う相談カウンターの可変性などをご提案してきました。しかし今後は、申請や手続きのオンライン化によって将来的に最も変化が大きいとされる待合スペースにも、可変性が求められると考えます。
コクヨは、待合スペースで最も触れる時間が長い「ロビーチェアー」に可変性を持たせることで、日常時・非常時・将来変化の全てに対応できる待合空間提案を進めています。
止水加工でメンテナンス性をプラスした
組合せ自由な1人用ロビーチェアー
SOLOS(ソロス)
■SOLOS(ソロス)の特長
利用人数から利用シーンまで、必要に応じてその場で最適化できるソロモジュールとデザイン
1人掛けとして使いやすいサイズ感と、並べた時にすっきりとしたデザインを採用。ソロモジュールのため一人でも移動がしやすく、繁閑への対応やフィジカルディスタンスの確保、ラウンジスペースへの用途転換など、状況の変化に合わせて柔軟にレイアウト変更できます。
メンテナンスしやすく安心して長く使える
従来の縫製加工ではなく、熱を加えることで張り地どうしが溶着するウェルダー加工を採用。これにより、クッション内部への水分や埃の侵入を防ぎます。また、継ぎ目の少ない形状によりふき取りもしやすく、長期にわたって気持ちよく使える状態を維持できます。
立ち座りのしやすさと、レイアウト変更のしやすさに配慮
角度をつけた脚部のデザインは、足を引きやすく、立ち座りをサポートします。また、移動したい時にすぐ動かせるよう、一人でも持ち運べる重量です。抱えて持ち上げづらい場合は、座裏のベルトを持って運ぶことも可能です。
自治体におけるSOLOS(ソロス)の納入事例
■直方市役所
可変性を重視した空間づくりで快適性と業務効率向上を実現
#ユニバーサルデザイン
#可変性のある空間づくり
#サイン計画
■狭山市役所
新しい働き方へのシフトを見据えた窓口改善と全庁コンセプト策定
#コンセプト策定
#来庁者動線の明確化とサイン計画
#働きやすく、将来変化に対応する執務環境
■港区立三田図書館
利用者の使いやすさと快適性に配慮した可変性のある空間
#ユニバーサルデザイン
#可変性のある空間づくり
#オンライン予約への対応
コクヨ株式会社
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